ほろしん温泉ほたる館ルート
いよいよ玄武岩の登山である。マップの説明では登山道入口から約25分で到達できるという。見通しでは十分に時間があると思った。しかし、とんだ見込み違いで私はおおいに苦戦するのだった。
「玄武岩登山コース入口」という標識のところを通過したとき、私の腕時計は8時40分を指していた。ということはバスの出発時間まで1時間35分ある。25分で登山することができるとしたら往復でも50分、「幌新温泉」まで約1.5kmだから十分間に合うと思った。
標識のところから左折し、取り付け道路に入った。しばらく行くと「玄武岩登山コース案内」とあり、そこから本格的な登山コースとなった。ここが登山道入口?
この入口のところの雑草が繁茂していた。朝まで雨が降っていたこともあり、草の葉が水を含んでいたためズボンの裾はたちまち濡れてしまった。「こんなコースがずーっと続くの?」と先行きに不安を感じたが、間もなく行くと林間となって下草が目立たなくなりホッとした。

※ これは第二の登山口?

※ 登山口を過ぎたところの登山道はご覧のように雑草が繁茂し、早朝の雨に濡れていた。

※ ずーっと雑草が生い茂った登山道かと思われたが、やがてしっかり下草が刈られた登山道が現れた。
玄武岩は小さな山と思っていたが、斜度はけっこうあり、しかも朝まで雨が降っていたため粘土質のところは滑りやすくなっている。時間のことが気になるので休みなく登り続けた。するとまたまた「登山道入口玄武岩」という標識が立っていた。「えーっ、これも入口?いったいどれが本来の入口なのだ!?」 すでに登山を開始してから10分が経過している。ここがマップで云う登山道入口としたら、これは一気に時間が足りなくなってくるぞ!?
休みなく登り続け、私はすでに肩で息をし、背中はびっしょりと汗に濡れていた。

※ えーっ?第三の登山道入口??

※ 残り1.5Kの表示に「えーっ?まだまだだなぁ」と私。
上がり傾斜が続き、ホッと一息つくような区間がない。時間を気にするあまり私はMAXの状態まで体力を使って登り続けた。かなりへばりが来て、時間的にも頂上は間もなくなのではと思っていた時に「8合目」という表示を見たときには一気に疲れが押し寄せてきた。すでに最初の入口と表示されたところからは25分が過ぎていた。

※ ようやく「8合目」の表示が見えました。

※ 「8合目」を通過した直後、写真のような岩場が現れました。
そこからも厳しい上りが続いた。頂上に近づくにつれて登山道にも陽があたるようになったからだろうか、雑草の背丈が大きくなり登山道を覆うようになってきた。
呼吸を整えるために休みを入れながら頂上を目ざした。そして9時20分、ようやく頂上に達した。最初の登山口の表示のところからは40分かかっていた。

※ 頂上が近くなったところで登山道は再び写真のように雑草に覆われました。

※ 玄武岩頂上の標識です。

※ 玄武岩頂上からの眺めです。
時間が気になった。頂上滞在時間は5分、頂上からの眺望の一枚を撮って直ぐに下山を開始した。
急斜面以外はできるかぎり急ぎ足での下山を心がけた。休むことなく下り続けること25分、登山口に辿り着いた。このとき時計の針は9時50分を指していた。
バスの出発時間までは25分ある。登山口からゴールの幌新温泉まではマップ上では2㎞弱といったところである。急げばギリギリ間に合いそうだ。
景色を楽しむ余裕もなく、ひたすら幌新温泉を目ざして、歩きに歩いた。
遠くに幌新温泉の建物が見えてきたときはホッとした。そして幌新温泉に到着したのはバスの出発時間の5分前の10時10分だった。

※ 幌新温泉のホテルが目に入りホッとしました。

幌新温泉の一帯は、温泉ホテルやキャンプ場、化石体験館など町民の憩いの場となっているようだった。
辺りをゆっくりと見て回ったりする間もなく、10時15分発の町営バスの乗客となってスタート地点の明日萌駅に還ってきた。
登山を含み合計11.7kmのワンウェイコースはじゃり道あり、舗装路あり、登山道ありと変化に富み魅力的だったが、体力的にはかなりハードなコースだった。
しかし、時間を気にしてのウォーキングはフットパスの楽しさを半減するものであって大いに反省しなければならない。
《フットパスウォーク実施日 ’13/08/15 距離約11.7㎞》
いよいよ玄武岩の登山である。マップの説明では登山道入口から約25分で到達できるという。見通しでは十分に時間があると思った。しかし、とんだ見込み違いで私はおおいに苦戦するのだった。
「玄武岩登山コース入口」という標識のところを通過したとき、私の腕時計は8時40分を指していた。ということはバスの出発時間まで1時間35分ある。25分で登山することができるとしたら往復でも50分、「幌新温泉」まで約1.5kmだから十分間に合うと思った。
標識のところから左折し、取り付け道路に入った。しばらく行くと「玄武岩登山コース案内」とあり、そこから本格的な登山コースとなった。ここが登山道入口?
この入口のところの雑草が繁茂していた。朝まで雨が降っていたこともあり、草の葉が水を含んでいたためズボンの裾はたちまち濡れてしまった。「こんなコースがずーっと続くの?」と先行きに不安を感じたが、間もなく行くと林間となって下草が目立たなくなりホッとした。

※ これは第二の登山口?

※ 登山口を過ぎたところの登山道はご覧のように雑草が繁茂し、早朝の雨に濡れていた。

※ ずーっと雑草が生い茂った登山道かと思われたが、やがてしっかり下草が刈られた登山道が現れた。
玄武岩は小さな山と思っていたが、斜度はけっこうあり、しかも朝まで雨が降っていたため粘土質のところは滑りやすくなっている。時間のことが気になるので休みなく登り続けた。するとまたまた「登山道入口玄武岩」という標識が立っていた。「えーっ、これも入口?いったいどれが本来の入口なのだ!?」 すでに登山を開始してから10分が経過している。ここがマップで云う登山道入口としたら、これは一気に時間が足りなくなってくるぞ!?
休みなく登り続け、私はすでに肩で息をし、背中はびっしょりと汗に濡れていた。

※ えーっ?第三の登山道入口??

※ 残り1.5Kの表示に「えーっ?まだまだだなぁ」と私。
上がり傾斜が続き、ホッと一息つくような区間がない。時間を気にするあまり私はMAXの状態まで体力を使って登り続けた。かなりへばりが来て、時間的にも頂上は間もなくなのではと思っていた時に「8合目」という表示を見たときには一気に疲れが押し寄せてきた。すでに最初の入口と表示されたところからは25分が過ぎていた。

※ ようやく「8合目」の表示が見えました。

※ 「8合目」を通過した直後、写真のような岩場が現れました。
そこからも厳しい上りが続いた。頂上に近づくにつれて登山道にも陽があたるようになったからだろうか、雑草の背丈が大きくなり登山道を覆うようになってきた。
呼吸を整えるために休みを入れながら頂上を目ざした。そして9時20分、ようやく頂上に達した。最初の登山口の表示のところからは40分かかっていた。

※ 頂上が近くなったところで登山道は再び写真のように雑草に覆われました。

※ 玄武岩頂上の標識です。

※ 玄武岩頂上からの眺めです。
時間が気になった。頂上滞在時間は5分、頂上からの眺望の一枚を撮って直ぐに下山を開始した。
急斜面以外はできるかぎり急ぎ足での下山を心がけた。休むことなく下り続けること25分、登山口に辿り着いた。このとき時計の針は9時50分を指していた。
バスの出発時間までは25分ある。登山口からゴールの幌新温泉まではマップ上では2㎞弱といったところである。急げばギリギリ間に合いそうだ。
景色を楽しむ余裕もなく、ひたすら幌新温泉を目ざして、歩きに歩いた。
遠くに幌新温泉の建物が見えてきたときはホッとした。そして幌新温泉に到着したのはバスの出発時間の5分前の10時10分だった。

※ 幌新温泉のホテルが目に入りホッとしました。

幌新温泉の一帯は、温泉ホテルやキャンプ場、化石体験館など町民の憩いの場となっているようだった。
辺りをゆっくりと見て回ったりする間もなく、10時15分発の町営バスの乗客となってスタート地点の明日萌駅に還ってきた。
登山を含み合計11.7kmのワンウェイコースはじゃり道あり、舗装路あり、登山道ありと変化に富み魅力的だったが、体力的にはかなりハードなコースだった。
しかし、時間を気にしてのウォーキングはフットパスの楽しさを半減するものであって大いに反省しなければならない。
《フットパスウォーク実施日 ’13/08/15 距離約11.7㎞》