好天に誘われ、地下鉄大谷地駅界隈を散策した。大谷地の森、北星学園大学、そして謎の教会風の建物と…。ところが、スマホのスマート(?)な機能が私を戸惑わせることになった。

※ 緑いっぱいの「大谷地の森」、「北星学園大学」付近の白石サイクリングロードです。
5月18日(木)、ワンコインランチ紀行で「札幌交通局本局食堂」を訪れたことは昨日レポしたとおりである。昼食を終えた後、あまりにも良い天気だったので周囲を少し散歩してみることにした。
スマホのマップアプリを開き、大谷地駅周辺を見てみると、駅の近くに「大谷地の森」が広がっていた。けっこうな広さがあるようで興味を抱き、訪れてみることにした。

※ 一見、素晴らしい森に見えたのですが…。
「大谷地の森」は白石サイクリングロード沿いにあった。サイクリングロードから小さな崖を上がったところに「大谷地の森」は広がっていた。
周囲は道路に囲まれているものの、そこには静寂の森があった。そして森の中には「大谷地神社」も鎮座していた。大谷地の森は、社の森でもあった。
しかし、森の中を散策しようと思って歩き出すと、直ぐに行き止まりになってしまった。
意外に敷地が狭いことが判明した。
「?」と思ったのだが、原因が判明した。スマホのアプリの場合、指先の操作で自在に縮尺が変わるのである。私は縮尺を小さくしてマップを見ていたため、想像以上に森を広いところだと勘違いしていたようだ。スマホのスマートな機能に惑わされたということである。
※ 大谷地の森の中には「大谷地神社」が鎮座していました。
あまりにもあっけない「大谷地の森」散策だったので、サイクリングロードの向かいにある「北星学園大学」のキャンパスを訪れてみようと思った。
北星学園大学の正門に向かっている時だった。突然、周囲の景色にはそぐわない白亜の大きな建物が目に飛び込んできた。「何だろう?」と傍に寄ってみると、「末日聖徒 イエス・キリスト教会 日本札幌神殿」と記した門があった。
教会の建物のようであるが、市内で目にする教会の建物とは一線を画すような堂々たる造りである。

帰宅して調べてみると、どうやら日本では通称「モルモン教」と言われている教会(神殿)のようだ。日本には約10万人の信者がいて、札幌の神殿は2016年(昨年)完成した新しい施設で、全国三番目の神殿だということだ。

その神殿の道路向かいに「北星学園大学」のキャンパスが広がっていた。
北星学園大学の正門に至ったとき、警備員が物々しく突っ立っていた。脇には「関係者以外が大学内に入ることを禁ずる」という立札が立っていた。
これはまずいと思いながら、警備員に尋ねた。「関係者以外は立ち入れないのか?」と…。
警備員は残念そうな表情を浮かべながらも「立ち入ることはできません」との回答だった。私は食い下がった。「訪問者カードのようなものを下げて、敷地内を見学することのかなわないのか?」。警備員の答えは同じだった…。
う~ん。これだけ様々な事件が勃発する物々しいご時世では、大学側が警備を厳重化しようとすることも致し方ないことなのかなぁ~、と思いつつも、残念な傾向であると私は思う。
地域と共に、地域を活かす、地域に愛される、etc.…、などのフレーズは、大学にとって欠かせぬ理念の一つではないだろうか?それは自ら門を閉ざすとは…。
何か良い解決策はないものだろうか???

キャンパス訪問がかなわず、地下鉄大谷地駅へ戻るため、再び白石サイクリングロードを戻った。札幌自動車道(高速道路)と交差するトンネル内には、数年前に地域住民などの手によって作成されたモザイクアートが壁面いっぱいに描かれていた。
費用もかかったかもしれないが、暗くて寒々としたトンネル内が温かな空間に変身したように思えたモザイクアートだった。




※ 緑いっぱいの「大谷地の森」、「北星学園大学」付近の白石サイクリングロードです。
5月18日(木)、ワンコインランチ紀行で「札幌交通局本局食堂」を訪れたことは昨日レポしたとおりである。昼食を終えた後、あまりにも良い天気だったので周囲を少し散歩してみることにした。
スマホのマップアプリを開き、大谷地駅周辺を見てみると、駅の近くに「大谷地の森」が広がっていた。けっこうな広さがあるようで興味を抱き、訪れてみることにした。

※ 一見、素晴らしい森に見えたのですが…。
「大谷地の森」は白石サイクリングロード沿いにあった。サイクリングロードから小さな崖を上がったところに「大谷地の森」は広がっていた。
周囲は道路に囲まれているものの、そこには静寂の森があった。そして森の中には「大谷地神社」も鎮座していた。大谷地の森は、社の森でもあった。
しかし、森の中を散策しようと思って歩き出すと、直ぐに行き止まりになってしまった。
意外に敷地が狭いことが判明した。
「?」と思ったのだが、原因が判明した。スマホのアプリの場合、指先の操作で自在に縮尺が変わるのである。私は縮尺を小さくしてマップを見ていたため、想像以上に森を広いところだと勘違いしていたようだ。スマホのスマートな機能に惑わされたということである。

※ 大谷地の森の中には「大谷地神社」が鎮座していました。
あまりにもあっけない「大谷地の森」散策だったので、サイクリングロードの向かいにある「北星学園大学」のキャンパスを訪れてみようと思った。
北星学園大学の正門に向かっている時だった。突然、周囲の景色にはそぐわない白亜の大きな建物が目に飛び込んできた。「何だろう?」と傍に寄ってみると、「末日聖徒 イエス・キリスト教会 日本札幌神殿」と記した門があった。
教会の建物のようであるが、市内で目にする教会の建物とは一線を画すような堂々たる造りである。

帰宅して調べてみると、どうやら日本では通称「モルモン教」と言われている教会(神殿)のようだ。日本には約10万人の信者がいて、札幌の神殿は2016年(昨年)完成した新しい施設で、全国三番目の神殿だということだ。

その神殿の道路向かいに「北星学園大学」のキャンパスが広がっていた。
北星学園大学の正門に至ったとき、警備員が物々しく突っ立っていた。脇には「関係者以外が大学内に入ることを禁ずる」という立札が立っていた。
これはまずいと思いながら、警備員に尋ねた。「関係者以外は立ち入れないのか?」と…。
警備員は残念そうな表情を浮かべながらも「立ち入ることはできません」との回答だった。私は食い下がった。「訪問者カードのようなものを下げて、敷地内を見学することのかなわないのか?」。警備員の答えは同じだった…。
う~ん。これだけ様々な事件が勃発する物々しいご時世では、大学側が警備を厳重化しようとすることも致し方ないことなのかなぁ~、と思いつつも、残念な傾向であると私は思う。
地域と共に、地域を活かす、地域に愛される、etc.…、などのフレーズは、大学にとって欠かせぬ理念の一つではないだろうか?それは自ら門を閉ざすとは…。
何か良い解決策はないものだろうか???

キャンパス訪問がかなわず、地下鉄大谷地駅へ戻るため、再び白石サイクリングロードを戻った。札幌自動車道(高速道路)と交差するトンネル内には、数年前に地域住民などの手によって作成されたモザイクアートが壁面いっぱいに描かれていた。
費用もかかったかもしれないが、暗くて寒々としたトンネル内が温かな空間に変身したように思えたモザイクアートだった。


