いつも言うことだが、比較的歴史の浅い札幌の街は歴史的建造物も少なく、興味のある街の光景に出会うことも少ない。それでも子細に見ると、それなりに興味のある光景に出会うことがある。そんな街中の光景をスケッチした。
一昨日、プロ野球観戦で札幌ドームに向かう際、交通機関を使わずウォーキングで向かうことにした。我が家から札幌ドームまでは14.8キロあった。私はできるだけこれまで通ったことのない道、歩いたことのない道を選びながら札幌ドームに向かった。そうしたこともあり、私が現在取り組んでいる「ロングウォーク」のカテゴリーに入れずに敢えて「札幌ぶらり散歩」としてレポすることにする。
えっ!?札幌にシーサーが??
我が家をスタートしてそれほど時間が経っていないときだった。ある民家の車庫の上に、沖縄の家々の屋根に見かけたシーサーの置物が鎮座していた。札幌市内では某マンションの入口にライオン像が睨みを利かしているのに出会ったことはあるが、民家では初めての対面だった。もしかすると、某マンションのオーナー様の住宅なのかな?
※ 沖縄のシーサーの写しなのか?それとも単なるライオンの像なのか?
広~い、広~い、脇道
道路幅が広いといわれている札幌の街でも、さすがに脇道に入ると狭く車がすれ違うのがようやくといった狭い道がほとんどである。ところが時々何らかの経緯で広いままの脇道になってしまったところがある。この日もそんな無駄(?)に広い脇道に出会った。はたさて、近隣の方々はその無駄(?)に広い脇道を有効活用しているのだろうか?
※ ふつうの脇道はこれくらいの道幅なのですが…。
※ ご覧のように広~い脇道はどのような利用方法があるのでしょうか?
賑やかに飾り立てたお家は?
田舎の街を走っていると、庭先に廃ペットボトルを使った風車が満艦飾のごとく風を受けて回っている光景にぶつかることがある。きっと現役を引退されたお爺ちゃんが暇を持て余して作られたんだろうなぁ、などと思いながら眺めたものである。ところがその都会版(?)が札幌の街中にあったのだ。何やら多数の小さな鯉のぼりが空を泳いでいると近づいてみると、鯉のぼりだけではなかった。さまざまなものが綱にぶら下がっていた。そして周りには何やら手作りらしき飾りがたくさん並んでいた。う~ん。この光景を周りの人はどのように見ているのだろうか?(所在地はあえて記さないことにします)
※ 鯉のぼりだけではなく、いろいろなモノも一緒に泳いでいます。
※ 庭の前にはこのような飾り物も…。
伝説(?)の平岸高台公園
伝説の…、と言われても関心のない方には「何それ?」と鼻でせせら笑われるかもしれない。「平岸高台公園」は、HTB・TVが制作した深夜番組で、後には全国的に評判を呼んだあの「水曜どうでしょう?」のオープニングとエンディングを飾る重要な舞台となった公園である。公園は傾斜のある芝地となっており、奇妙奇天烈な衣装に身を包んだ大泉洋や鈴井貴之が今にも坂の上から現れてきそうな雰囲気だった。なお、公園は「水曜どうでしょう」の聖地と呼ばれているそうである。
※ 今にも大泉洋があの松の木陰から現れてきそうな雰囲気です。
と以上、脈絡のない「札幌ぶらり散歩」でした。