田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

盤渓市民の森の春 Ⅱ

2021-04-19 16:11:24 | 環境 & 自然 & 観察会

 前回訪れた時から10日が経ち、「盤渓市民の森」の様子はどのように変わったろうか?と思い、今回も2時間ほど「盤渓市民の森」を彷徨った。やはり春の足音は速い。前回とはずいぶん様相が違っていた。

   

   ※ 10日前には入口の柵のところから雪がかなり残っていたのですが、すっかり消えていました。

 札幌で三日間も雨が降り続いたことなんてかなり珍しいことだ。今朝も起きた時には雨がしとしと降っていた。しかし、10時過ぎになると雨は上がり、青空が見えてきた。その時間からのアウトドアとなると選択肢が狭くなる。私が個人的に “ホームグラウンド” と称している「盤渓市民の森」に出かけることにした。

 森は10日前とはずいぶん様相が違っていた。

 まず、10日前には「盤渓市民の森」の入口には雪が積もっていたが跡形もなく消えていた。また散策路のほとんども土の散策路が顔を出していた。ただし、市民の森の最奥部(市民の森で最も標高の高いところ)はまだ融け残った雪が散策路を覆っているところもあった。

 また10日前には見ることのできなかったエゾエンゴサクやエンレイソウ、そしてフッキソウの花たちを見ることができた。さらに名前は分からないが蝶も一匹(頭)日向で見ることができた。

 私が「盤渓市民の森」で期待するサンカヨウやシラネアオイは昨年見たあたりを目を皿のようにして凝視したが、その痕跡すらも見ることは出来なかった。(もっとも昨年目撃したのは5月19日だから、まだ1カ月も先のことなのだ)

 それでは本日の成果を羅列することにします。

◇散策路の様子

   

   ※ 散策路はほとんど雪がなく乾いていましたが、時折りこうしてぬかるんでいるところもありました。

   

   ※ 谷川を渡り、階段を上り、市民の森の最奥部へと向かいます。

   

   ※ ぼちぼちと散策路に融け残った雪が見え始めました。

   

   ※ 標高が上がるにつれ、まだまだ雪が残っていました。

   

   ※ ここが本当の最奥部、斜面を横切りながら進みます。

     こうしたところは全体としてはほんの一部で、大半は乾いた散策路でした。

◇生き物たちの様子

   

   ※  この蝶はけっこう有名な蝶だと思うのですが、私は分かりません。

    ※  蝶の名は「クジャクチョウ」だそうです。知人のフナさんから教えていただきました。

    

    ※ 雪上にはエゾシカと思われる足跡が残されていました。

   

    ぬかるんだ散策路の上にもエゾシカの足跡が…

◇今日見た植物たち

   

   ※ 本日の散策路で最も目立ったのが写真のフッキソウです。

   

    ※ フッキソウの大群落です。

   

   ※ 一部のフッキソウは花を付けていました。

   

   ※ 散策路で唯一見つけたエンレイソウです。

   

   ※ 散策路のあちこちで見られたエゾエンゴサクです。接写に失敗しました。                                     

   

   ※ ご存じ春の花フクジュソウです。下の写真は唯一見られたフクジュソウの群落です。

      

   

   ※ こちらも散策路で唯一目にしたエゾノユズリハです。(左はクマザサですよ)

   

   ※ クルマバソウの葉だと思われるのですが、新葉らしくないところが?です。

   

   ※ 一見タケノコ?と見えますが、これはオオウバユリの発芽だと思います。

   

   ※ 散策路でかなり目立ったこの植物が分かりません。花が咲けばあるいは?とも思うのですが…。どなたか教えてください。

◇本日の歩いた距離 7.0km  ◇歩いた歩数 9,868歩 ◇登った階段 54階