急激に増加を続けるコロナ感染症患者の数は、連日のように過去最多を記録している。そうしたコロナ禍の中、か弱い “めだか” は一気に飲み込まれてしまった…。
本日、北海道では新たなコロナ感染症患者が403人(うち札幌市では207人)発症したと発表があった。いずれも過去最多の数である。そのような中、明日9日から「まん延防止等重点措置」が適用されることになった。まさに非常事態である。
そうした中、私が所属し、代表を務めさせていただいている「めだかの学校」の事業計画の実施はいとも簡単に吹っ飛んでしまった。「なんだ、そんなことかい」あるいは「この非常事態に当たり前のことだ」と云われてしまえばそれまでなのだが…。
小さなことではあるが、私の周辺で起こったコロナ騒動を記録に残しておくためにも、ここ数日のできごとを記してみたい。
札幌市では5月2日に札幌市長が「原則として札幌市の市有施設を休館する」と発表した。(この時の期限は5月11日までだった)このことにより、私たち「めだかの学校」が11日に予定していた「さっぽろの古を訪ねて」で「琴似屯田兵屋」や「琴似屯田兵村兵屋跡」を見学することが不可能となった。この事態を受け、やむなく中止を決めて、事務局長と手分けをしてその旨を参加者たちに連絡した。
そうしている中で、今度は北海道内に5月9日から 今月末まで「まん延防止等重点措置」が適用されることになった。このことにより道内の道立の施設も閉館措置が取られることになった。すると私たちが「道立市民活動センター(通称:かでる2・7)」を会場として予定していたもう一本の事業「DVD視聴会 持続可能な環境を目指して…」の方も実施不能となってきた。
このことについてはまだ最終決断はしていないが、いずれ中止を決断し会員に連絡をしなければならないと思っている。
と私たちのような小さなグループでもわずかではあるが影響を受けているのだから、他は推して知るべしで、甚大な影響が各所に発生していることは連日のニュースから伝わってくる。高度に発達し、万能感さえ抱かせていた現代文明が、微細な目に見えないウィルスに恐れおののき、翻弄されてさえいる。頼みの綱はワクチンだとされているが、一日も早くワクチンが全国民にいきわたり、平穏な社会が還ってくることを心から願いたい。