本日、伊達市の大滝地区にある「百畳敷洞窟」を目的地にスノーシューを楽しんだのだが、そこへ行く前に大滝地区にある滝を巡ってきた。冬季の滝もなかなか見応えがあった。
新型コロナウイルスの蔓延で人混みを避けよ、との勧告が出されているので「それなら人と会う可能性が低いスノーシューでもしよう!」と以前から一度行ってみようと思っていた伊達市の大滝地区にあるという氷筍で有名な「百畳敷洞窟」を目指した。そこへ行く前に大滝地区で名が知れている滝も同時に観てこようと思った。スノーシューの話題は明日投稿することにして、本日は冬の「滝巡り三題」とした。
◆三階滝
札幌から行くと最も手前にあるのが「三階滝公園」である。国道453号線から1キロほど脇にそれるが、案内板も整備され、周辺を公園として整備しているので見落とすことはない。
駐車場から近く5分も歩かないで滝が見える橋に到達する。滝そのものは小規模のものだが、なるほど滝が三段になっているところを水が流れ落ちている。夏にも見た記憶があるが、周りを氷に囲まれた中を流れ落ちる滝もなかなか良い。
◆大滝ナイヤガラ滝
三階滝から伊達方面に8キロ走ったところに「大滝総合運動公園」があり、そこに車を駐車させて、そこからは徒歩で向かう。「大滝総合運動公園」への入り口の案内がそれほど大きくないので見落とす恐れがあるので注意を要する。運動公園には大きなグランドがあり、そこではクロスカントリースキーの練習が行われていた。そういえば拙ブログで時折り取り上げるsakagさんは函館から車を飛ばしてここのクロスカントリーコースでトレーニングすると良く言われていたが、私はその光景を見てからsakagさんのことを思い出した。
さて、どうやって「ナイヤガラ滝」へ行ったらよいか分からない。そこでクロカンの練習をしていた人に尋ねたところ親切に教えてくれた。その方は「クロスカントリースキーコースの脇を邪魔しないように歩いていくと良い」と言ってくれた。
アドバイスに従い、コースの脇を歩いていくこと15分、高さも規模も超ミニのナイヤガラの滝が現れた。小型であるが、確かに幅広に水が落ちていく様はナイヤガラの滝に似ているかもしれない…。ここも氷と雪の間を水が落ちていたが、夏だとどのような感じになるのか、一度夏に来てみたいと思った。
※ 大滝ナイヤガラ滝の傍にはこのような表示が掲示されていました。
◆大滝クロスカントリースキーコース
※ 大滝総合運動公園のスタート&ゴール地点の大きなグランドです。一周400m?
※ このように林間に立派なコースが造成されていました。
◆白絹の床
滝ではないが、川床が普通の川とは違って見えた。観光案内などでは川床が白っぽいことから白絹と称したとなっているが、私の目には黄土色っぽく見えたのだが…。
この「白絹の床」は、私が意図して行ったのではなく、「百畳敷洞窟」の入口を探して右往左往しているときに、川床が妙だなぁと思って見つけたもので、いわば怪我の功名である。
今日は非常に天気が良かった。大滝地区へ向かうには支笏湖を経由する。支笏湖越しに見る「風不死岳」、反対方から望む「恵庭岳」がくっきりと鮮やかだったので、その写真も同時に掲載することにした。
◆風不死岳
※ 風不死岳の後方には樽前山が顔を覗かせています。(左側の雪をかぶった山)
◆恵庭岳
※ 恵庭岳は午前には山頂付近に雲を抱いていましたが、午後にはくっきりと(下の写真)