室内で鬱屈していたであろう孫たちは私たちの訪問に歓喜し、戸外に出て雪遊びに興じた。そこへ帰宅した息子が、私に「コロナビールを飲んでは?」と問いかけた。コロナビールなんて初耳だったが…。
札幌市内の小中校が一斉休校に入ると聞いた時、息子のところに「子どもたちだけになるのなら、預かってもいいよ」と連絡していた。息子のところには小4と保育園年長さんの二人の子どもがいる。しかし、幸いなことに息子の職場も、お嫁さんの職場も理解があるようで、互いに休暇を取れる体制(ただし今日は午後から休暇を取ったという)となっていたたようで、私たちのところに要請はなかった。
それでも気になったので、本日午前に孫に連絡を取ってみると、孫たちは「遊びに来てほしい」ということだったので、妻と二人で駆け付けた。駆け付けてみると、二人でお嫁さんがつくった弁当を食べていた。そして「午後にはパパが帰ってくる」ということだった。
弁当を食べ終えた孫たちはムズムズしだした。そして「じいちゃん、外遊びしよう!」と、嬉しそうに私を誘った。う~ん、ここは爺ちゃんらしく振舞わねばなるまい。息子の住宅の猫の額ほどの庭で除雪用のスコップで坂づくりに奮闘した。出来上がった小さな坂で孫たちは嬉々としてソリ滑りを楽しんだ。私は汗だくでフーフーだったが…。
※ 私が作った小さな坂でソリ遊びに興じる孫娘です。
そうしているうちに、午前だけで勤務を終えた息子が帰宅した。
孫たちとひと遊びした後、家の中に入ると、息子が「コロナビールを飲むかい?」と車で来ていることを知っているのに、盛んに勧めるのだ。「コロナビール?」私には初耳のメーカーだった。息子は私が車で来ていて飲めないことを知りながら勧めたのは、どうやら「コロナビール」に注目してほしいという意味だったようだ。聞くと「コロナビール」はメキシコ産のビールだという。その「コロナビール」がその名称ゆえにアメリカなどで(あるいは日本でも?)風評被害に遭っているという。私はハッと気づいた。「これはブログで話題にできる!」と…。すると息子も「そういうこと…」というような表情を見せた。息子は拙ブログのコアな読者の一人なのである。
※ 息子からもらったコロナビールです。
夕食のときに、コロナビールを味わった。どちらかというライトな味わいで飲みやすいビールだった…。
緊急事態宣言の出ている中、ちょっと心の安らぎを感じました。
コロナビール、いいですね!
コロナなんて飲み下してしまえ!、なんちゃって。
風評被害というよりも、悪いイメージが先行しちゃうのは気の毒ですが、案外活路もあるかも。
そういえば、ストーブのコロナも大変かもしれませんね。
ほんとにどこにも持っていきようのない、この緊張感、閉塞感はどうしたらよいのでしょうかねぇ。そんな中、孫とのひと時はホッとする安らぎを感じさせてもらいました。
そうした空気が風評被害のようなものを発生させるんですかねぇ。コロナストーブ、コロナホテル、コロナの湯などがそのやり玉(?)に上がっているとか…。
コロナビールは美味しかったです。