昨年に引き続き札幌ドームのダイヤモンドシートで日ハム戦を観戦する機会を得たのだが、日ハムの不甲斐なさばかりが目立つゲームにストレスが溜まるばかりで、プレミアム感を堪能する気持ちさえ萎えてしまった…。
昨年とは違った形で今年もまたダイヤモンドシートで観戦する幸運を得、昨日(5月4日)の対楽天戦を観戦する機会を得た。こうした機会を提供してくれたミスターX氏には本当に感謝である。
※ 5月4日 対楽天戦のダイヤモンドシートのチケットです。
私は前回同様に試合前にプレミアム感を十分に味わおうと試合開始(午後2時)の1時間半前に札幌ドームに着いた。前回同様に一般の入場口とは違うところでチケットチェックをされ、係の方の案内で指定席に就いた。私に与えられた席はバックネット裏、やや高いところにある席だった。
※ ダイヤモンドシートなどプレミアムチケットの専用ゲートです。
※ プレミアムシートのエリアでは、赤い制服を着用したスタッフ(コンシェルジェ?)が応対してくれます。
※ ダイヤモンドシートです。座席の下に私のザックがちょっとだらしなく収納されています。
※ 入場した時、ちょうど楽天の打撃練習が行われていました。
一息ついたところで、前回同様にプレミアムラウンジで生ビールと温製おつまみ盛り合わせで軽い昼食を摂った。(食事はPrince Hotelが運営・調理しているようだ) そしてラウンジのソファーで寛ぎ、しっかりとトイレも体験させてもらった。全てにおいてプレミアム感を演出している。私としては非日常感をしっかりと味わわせてもらった。
※ プレミアムラウンジ内での飲食のオーダー、商品の受け渡しのカウンターです。
※ こうした簡易に食事できるところもありましたが…。
※ 私が注文した「生ビールと温製おつまみ盛り合わせ」です。
※ プレミアムラウンジの一方にはこのようなソファー席があります。
※ トイレも一応撮りました。
座席の方も申し分ない。クッションが効いた広めのシートに、引き出し式のテーブルがあって、隣席とはアクリル板で仕切られていたために安心して、ゆったりと観戦をすることができた。
※ 試合開始前、日ハムビッグボス、楽天石井監督のメンバー表交換の場面です。
問題はゲームの方である。楽天のベテラン涌井投手(35歳、プロ18年目)にいいように弄ばされ、ヌニエスのソロ本塁打で1点を返すのが精いっぱいで完投を許し1対5で完敗を喫してしまった。チャンスがなかったわけではない。2回の無死1塁、4回の無死2塁、6回の無死3塁といったチャンスの芽をことごとく生かすことができなかったことは、選手の責任だけではなく、ベンチの責任もありはしないか?すべてに工夫が見られず、ただ凡打の山を築くだけだった…。
※ 日本ハム先発の金子投手の投球フォームです。金網にピントが合っています。
※ 完投を許してしまった楽天・涌井投手の投球フォームです。
※ 日ハムから売り出し中の今川選手です。この日は不発でした。
※ 楽天1番の西川選手が先制3塁打を放った瞬間です。
先発に金子投手を起用したのもどうだったのか?金子は今年38歳、一昨年頃から明らかに力の衰えを感じていたのだが…。1・2回は3人ずつで片づけてあるいは?と思わせたが、3回になるとやはり歳のせいかボールに力が無くなってきたのだろう。無死でヒットを打たれ、その後一人おいて4連打のつるべ打ちに遭い、あっという間に4点を失ってしまった。4連打もされる前に打つ手はなかったのか?チームの投手事情はもちろんあるのだろうが…。あゝ、愚痴ばかりが口を突く…。
※ 涌井投手が完投して勝利を讃えあい、ベンチに戻る楽天ナインです。
これまでの野球界の常識にとらわれない試合指揮が注目を集めるビッグボスだが、あまりにも負けが込んでくるとファンから見放される心配はないのだろうか?幸い、昨日はゴールデンウィーク中とあって、球場のキャパの1/2いっぱいの20,184人の入場があったというが、今後も同じようにファンは球場に足を運んでくれるのか?やっぱりゲームは勝たなくちゃ。ビッグボスの勝つ采配を期待したい。
長いシーズンはまだ序盤戦である。良い波が来ることを信じたいが、5月4日の対楽天戦はせっかくのプレミアム感が削がれてしまう思いにさせてくれた残念な一戦だった。