オリンピアンの寺田選手が、コンサドーレの三上GMが、レバンガの横田CEOが、スポーツのチカラを、そしてまちのミライを雄弁に語った。また、そこに塚本道医療大教授と秋元札幌市長も加わり、多士済々のシンポジウムとなった。
1月23日(月)夜、ホテルモントーレエーデルホフ札幌において、札幌市主催の「スポーツのチカラ × まちのミライ」と題するシンポジウムが開催され参加した。
シンポジウムは二部構成となっていて、第一部が「まちづくりとプロスポーツチームの関わり」、第二部が「スポーツと子育て、スポーツと健康」というテーマでそれぞれ関係する方々がプレゼンテーションをしたり、ディスカッションを繰り広げたりした。
※ ホテル入口に表示されたイベント案内
第一部の「まちづくりとプロスポーツチームの関わり」では、「スポーツによるまちづくり」宣言を行った道内プロスポーツチームのコンサドーレとレバンガの代表者(コンサドーレ:三上大勝GM、レバンガ:横田陽CEO)が、スポーツのチカラが持つ可能性、スポーツを通してまちづくりに貢献する決意などについて、それぞれプレゼンテーションをされた。お二人はそれぞれサッカーの魅力、バスケットの魅力を語り、チームとしての夢を語り、道民に明るい話題を提供したい、と語った。プロスポーツチームとしては地元ファンに支持され、試合会場に駆けつけてもらわねば経営そのものに直接影響する。そのためにも会社としては地元への貢献は何より大切にしなければならないだろう。しかし、プロスポーツチームとしては、「勝利」を地元ファンに届けることが何より第一であろう。チームとして何より「勝利」することに注力してほしいと思う。大企業のない北海道においては支援も少なく選手補強にも難しさが伴っていることは十分に想像できる。そうした苦境を乗り越え健闘する選手たちの姿から道民はたくさんの勇気を与えられているのだと思う。関係者は「そんなこと百も承知だ」と言われるかもしれない。それでも言いたい。「プロスポーツにおいては勝利を届けることが何よりの地域貢献であり、まちのミライに寄与することだ」と…。
※ 三上 GM(左)と秋元札幌市長(中央)と横田 CEO(右)です。
第二部の「スポーツと子育て、スポーツと健康」では、東京オリンピックの女子100mハードルにおいて準決勝進出を果たした寺田明日香選手と、過去にスキー選手として活躍され、現在は北海道医療大学で感染症などの研究に取り組む塚本容子教授、さらに秋元札幌市長も加わって、上記二つの話題でのディスカッションを行った。
寺田選手についてはご存じの方も多いと思うが、若い頃には日本選手権に3連勝するなど第一線で活躍していたが故障などに悩まされ若くして引退したという過去がある。その後大学進学・出産を経て5年後に復帰し、オリンピック出場を果たしたママさん選手である。彼女が長女を伴って大会出場することが明るい話題として度々新聞などで報道されたことを記憶している。彼女はそうした選手生活を、多くの方々のサポートを受けながらスポーツ選手として活動できたことに感謝の言葉を述べていた。また、長女のことについては、彼女と行動を共にすることによっていろいろな人、コトに触れる機会が多くなり、成長できていることを実感していると語った。
また塚田教授は、子どもはメンタルの不調が体の不調として現れると指摘し、子どもの免疫を上げるためにも運動が必要と強調された。さらに、市民が適度な運動を習慣化することによって体調を維持することは医療費の削減にも繋がり、ひいてはそれがまちづくりの一つにもなると指摘した。
※ 語り合う寺田選手(左)と塚田教授(右)です。
秋元市長は二人のお話を引き取って、市長らしく「市民がスポーツに親しむ機会を増やせるような取り組みを進めたい」と結んだ。
と全体的にはスポーツには関心がある私にとっては楽しいひと時だったが、シンポジウム全体の時間が1時間30分と短い時間の中にたくさんの要素を詰めすぎたかな?ということも正直な感想だった。
※ シンポジウム参加者に配布されたスポーツタオルです。
しかし用事がなければ、二時間くらい座りっぱなしで駄文を書いたりしてますので、何か身体を動かすきっかけは必要なのでしょうね。トイレに行く、とかばかりじゃなく。
ひとりでも、家でも気軽に楽しめるスポーツが一番なのですが、スポーツとなるとルールがあったり道具が必要だったり勝敗があったりと、さっきも書いたことで堂々巡りしちゃいます。
結局、無精者なんですね。
こういうぼくが、無理なくスポーツを楽しむ、とまで行かなくても、積極的に身体を動かすようになるにはどうしたらいいものか……。
最近、足腰が弱っているし……。
これから無理してスポーツを楽しむなんて考えても難しいのでは?と私は思いますがねぇ…。
ただ、ヒトとして健康寿命を長らえさせるためには適度は運動は欠かせないと一般的に言われていますね。
それについては、自宅からウィングベイまで歩こうとして実践されているんですから、しっかりと身体を動かしているんじゃないでしょうか?
私は他人にアドバイスできるほど身体を積極的に動かしてはいませんが、あえて言えば、できるだけ戸外へ出るように何か用件を作るように心がけていることくらいかな、と思いますが…。