教会の礼拝堂に響き渡るヴァイオリンの調べは思っていたより遥かに大きく響き渡った。教会音楽に相応しい「アヴェ マリア」、「G線上のアリア」、「主よ人の望みの喜びよ」…、といった曲が食後のまったりした雰囲気に良く合っているなぁ、と思いながら耳を傾けた。
札幌北一条教会が定期的に開催している「昼休みコンサート」が7月6日(水)にあり鑑賞した。今回は春季シリーズの3回目であるが、私はその全てを鑑賞することとなった。
今回は、ヴァイオリンの塩谷真央さん、林ひかるさんと教会オルガニストの工藤羊子さんのトリオによる演奏だった。
披露された曲目は…、
◆ C.グノー/アヴェ マリア
◆ J.S.バッハ/G線上のアリア
◆ J.S.バッハ/主よ人の望みの喜びよ
◆ J.M.ルクレール/2つのヴァイオリンのためのソナタop.3-1
◆ A.ドヴォルザーク/ユモレスク
◆ J.パッヘルベル/カノン
私としては「アヴェ マリア」、「G線上のアリア」、「主よ人の望みの喜びよ」、「ユモレスク」など聞き覚えのある曲が主だったこともあり、昼休みにひと時ということもありゆったりと楽しむことができた。特に、「アヴェ マリア」、「G線上のアリア」などは全体にゆったりとした流れの中で、ヴァイオリンとオルガンのハーモニーが絶妙でなんとなく眠りに誘われるような心地良い気持ちで聴くことができた。
※ ヴァイオリンの塩谷真央さんです。
何度も聴いている北一条教会の礼拝堂でのコンサートだったが、その音響の良さ(?)に改めて気が付いた。ヴァイオリンの音が意外に大きく礼拝堂内に響き渡ったのだ。このことがはたして音楽的に良いことなのかどうか私には分からないが、私としては心地良く耳に入ってきたことは間違いないので、きっと音響の良い礼拝堂なのだろうと思っている。
※ ヴァイオリンの林ひかるさんです。
ただ少し残念なのは、私たちが座る座席は正面を向いているのだが、演奏者は私たちの背後の2階バルコニーのようなところで演奏する。そのため演奏者たちの表情を伺うことができないのだ。この点が少し残念だと思うところだが、そこは教会のしきたりなのかもしれず、仕方のないことでもある。
これからも機会あるごとに楽しませてもらいたいと思っている。
オルガン奏者に合わせるために、二階というかバルコニーにあがって演奏するのですね。
ぼくも機会があれば行ってみたいものです。
北一条教会は定期的にこのようなコンサートを開催してくれるので有難く思っています。
本文で触れましたが、教会故に二階席からの演奏も仕方ありませんね。
しろまめさんの近くの教会でも「昼休みコンサート」をしていませんかね?