私はマリンバの音がことのほか気に入っている。あのマレットから生み出されるトレモロの音を聴いているとなんとも心が和まされる。マリンバの音に癒された2時間だった…。
昨日(8月12日)午後、札幌市民交流プラザクリエイティブスタジオで開催された日本マリンバ協会札幌支部が開催した「第39回マリンバ発表会」に足を運んだ。
発表会は会員の演奏、友情出演の演奏、併せて21組の方々、さらに開幕演奏、閉幕演奏、そして札幌支部顧問の方の特別演奏があり、下は小学校5年生から上は明らかに70歳を迎超えている思われる方まで合計24組の方々が演奏を披露した。
※ 出演者中最年少の小学校5年生の演奏です。
※ 写真撮影がNGではなかったので、何組か撮らせてもらいました。
演奏された曲目は様々だった。「道化師のギャロップ」、「チャルダッシュ」、「くまんばちブギ」といったマリンバの早打ちに良く合った曲。
ビバルディの「四季」、ドビッシーの「月の光」、バッハの「主よ人の望みの喜びよ」といったクラシック。
あるいは「浜辺のうた」、喜多郎の「シルクロード」、「蘇州夜曲」といった日本人には馴染みの曲、とあらゆるジャンルの曲が演奏された。
※ 中には写真のようにデュオで演奏する場合もありました。
演奏のスタイルも普通に2本のマレットを持って演奏する人、両手に4本のマレットを持つ人と、曲によって使い分けているようだった。
今回の演奏会で新たな技を知った。それはマレットの柄で鍵盤の角を叩く技を初めて見た。帰宅して調べてみると「リムショット」という技だということが分かった。
もちろん演奏者によって多少の巧拙はあるものの、どの演奏者の演奏も私は十分に楽しむことができた。
※ こちは4人で喜多郎の「シルクロード」を演奏されました。
特に80歳は優に超えていると思われる札幌支部の顧問の方の演奏は、とても年齢に見えない若々しい演奏は、長年の修練の賜物と思える演奏で、会場からも歓声が沸き上がるほどだった。
※ 凛とした立ち姿も美しい札幌支部顧問の方の演奏の様子です。
主催者からは来年のスケジュールも発表された。私のスケジュールさえ合えば、もちろん次回も駆け付けマリンバの音を楽しみたいと思う。