田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

北海道低山紀行 盤渓山(春)

2021-03-05 17:35:02 | 北海道低山紀行 & Other

 今の時期の登山を冬山とするか、春山とするか、迷うところである。先日降った大雪が腐り気味だったので、春山登山とした。好天の今日、眺望の良い盤渓山々頂は360℃雲一つない眺望を楽しむことができた。

  

  ※ 盤渓山々頂からの360℃パノラマです。

 朝起きて、好天なのを確かめ、すぐさま「盤渓山」登山を決めた。というのも、今冬はけっこう近場の雪の野山を散策し、他に安全に楽しめるところが思いつかなかったからだ。その点、「盤渓山」は近場であり、これまで夏も冬も何度か登っており、ルートなども熟知しているため私でも安全であろうと判断したのだ。

   

   ※ 「北海道スノーシューハイキング」から転写しました。

 問題があるとすれば、先日降った今冬一番の大雪がルートを消してしまっていないか、ということだった。しかし、それも登山口の駐車場に着いたとき、下山してきた人が「スノーシューを付けなくても十分登れますよ」という助言を得て、心配は吹き消された。

   

   ※ しゃしんのずーっと向こうが駐車場で、最初は車道の上りです。

   

   ※ 車道途中の左手に登山口の案内があります。

 「盤渓山」は基本的に尾根コースであるが、最初は沢から尾根に取り付く急斜面の登りが待っている。それを上り切ったところを私は〈第一のピーク〉と称している。それから尾根上に何度か急斜面が現れるが、それを〈第二のピーク〉、〈第三のピーク〉、〈第四のピーク〉と称する小さな急斜面を乗り越えていくと、「盤渓山」山頂の直下に出る。この山頂直下の急斜面が最も急で、最も長い。

   

   ※ 第一のピークに向かっての上りです。このあたりはまったくぬかりませんでした。

   

   ※ 雪上で見つけた虫です。調べたところセッケイカワゲラというようです。

   

   ※ 第三のピークへ向かっての上りです。

   

   ※ 第三のピークを上り終えたところ、林越しに「妙福寺」に建物の屋根が見えました。

   

   ※ 第四のピークを上り終え、林越しに「盤渓山」の山頂が望まれます。

   

   ※ この日は5名ほどの登山者と出会いました。皆さんスノーシューを装着していました。

 雪の状態は、札幌の気温が今日は最高9.5℃まで上がったこともあり、腐れ雪状態だったが、私はスノーシューは付けずに、トレッキングシューズのみで登ったが、時折りぬかるんだこともあったが、概ね問題なく登山を続けることができた。

   

   ※ 山頂標識と私のザック。ザックに括りつけているのはプラスキーですが、役に立ちませんでした。

   

   ※ 写真正面に見えるのは藻岩山です。

   

   ※ 写真中央の白い部分は「バンケイスキー場」です。

   

   ※ こちらは手稲山山頂です。

 相変わらず登山時の私が感ずる負荷は相当なもので、いつものように何度も何度もため息をつきながらの登山となったが、ぬかるむ雪の山と格闘すること1時間35分。雲一つない眺望抜群の「盤渓山」山頂に立った。

【盤谷山(スノーシュー) データー】

標 高  604m (標高差 383m)

駐車場  「盤渓市民の森」駐車場に5~6台ほど停められるスペース有り。

行 程  ※ グランドシニアの足とお考えください。

     登山口(市民の森駐車場)→(95分)→盤渓山々頂

時 間  登山(95分)下山(50分)

天 候  晴、弱風

登山日  ‘21/3/05

 

※ なお、「盤渓山」は初登頂ではないのでナンバーリングには加えないことにする。

 



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