取材費(?)3,718円を要してサッポロビール園を訪れた。コロナ禍の中、サッポロビール園も例外ではなかった。ビールもジンギスカンも美味しかったけれど、広々としたケッセルホールは閑散としていた…。
※ 私が今回訪れた「ケッセルホール」が入った札幌開拓使館の建物です。
「札幌でしかできない50のこと」のレポが遅々として進まない。というのも、リストに残ったところが飲食関係が多いからだ。
そこで「サッポロビール園」は比較的安全対策もしっかりしていると踏んで、行ってみることにした。妻は焼肉をまったく受け付けないので、私一人で出かけることにした。
※ 「サッポロビール園」の入口にはビア樽に開業当時の言葉「麦とホップを製すればビールという酒になる」という言葉が掲げられていますが、雪で一部が判読できませんね。
※ ビール園に入った直後にある「サッポロビール博物館」の建物です。
ガイドマップ上では№27にリストアップされている「サッポロビール園」は「ビールとジンギスカンには歴史的建造物を選ぶ」と題して次のような紹介文が載っている。「ビールとジンギスカン、ビール好きのローカルに混ざって、歴史ある建物で味わうのもいいだろう。ビール園の建物は1890年(明治23年)に製糖工場として建てられた。隣にはサッポロビール博物館があり、苗穂エリアにはこうした産業の面影が見られるスポットが散在している。」とある。
※ ケッセルホールと書かれた大きな看板がお出迎えしてくれました。
「サッポロビール園」には、雰囲気の違うホールが何棟も建てられている。私はこれまでに友人同士や友達夫妻、あるいは息子家族などと何度も訪れていたが、訪れたのは比較的ゆったりと寛げる「ポプラ館」とか「ガーデングリル」ばかりだった。一度は観光客やグループでワイワイと賑やかな「ケッセルホール」や「トロンメルホール」といったところで楽しんでみたいと思っていた。そこで今回は「ケッセルホール」を目ざした。
「ケッセルホール」は開拓使館と呼ばれる建物の2階にあった。案内されてホールに入ると、そこは体育館と見紛うばかりの広さと高さがあった。そして目の前には大正元年に製造されたという巨大な仕込み釜(ケッセル)がドーンと据え付けられていた。そんな広さのケッセルホールに客は4~5組くらいしか見当たらず、閑散とした雰囲気は否めなかった。
※ ホール内にドーンと据え付けられていたビールの仕込み釜(ケッセル)です。
※ 広くて、高い天井が印象的なケッセルホールです。
「ケッセルホール」で楽しむ場合は、多くの人が食べ放題・飲み放題をチョイスするのではと思われるが、私の場合は歳も歳、しかも独りぼっちということで、おとなしく「ラムジンギスカン・焼き野菜セット」を注文し、ビールの方は最初に「サッポロビール園限定のサッポロファイブスター」をお願いした。
※ ビール園限定のプレミアムビール「サッポロファイブスター」です。
ビールについて詳しくはないが、サッポロファイブスターはなるほど他では味わえない独特の風味が広がったが、これはサッポロビールが昭和42年に開発・販売したものでプレミアムビールの先駆けとなったビールだそうだ。
ラムジンギスカンの方は、肉が適度に柔らかく、量もちょうどよく、美味しくいただくことができた。
※ ラムジンギスカンと焼き野菜をジンギスカン鍋にのせたところです。
しかし、それにしても寂しい。ジンギスカンは大人数の中でワイワイと声高に話し合いながらビールと共に食すのが美味しさを一段と増すものである。コロナ禍が収まり、北海道の爽やかな夏が訪れ、多くの人に楽しんでもらいたいものである。
《サッポロビール園 概要》
〔住 所〕札幌市東区北7条東9丁目2-10
〔電 話〕0120-150-550(予約センター)
〔開館時間〕11:30~21:00 ※ただし、現在は休館している施設有り。
〔定休日〕 ・12月31日
〔訪問日〕 令和3年3月18日
ビールが飲みたくなりました。こちらでは
ジンギスカンが手に入らないし、
お店でも食べられません。早くコロナが収まって欲しいですね。
南国は20日に「海開き」です。
石垣島ではジンギスカンが手に入りませんか?ちょっと残念ですね。いつの日か北海道にいらしてお腹いっぱいジンギスカンを食べてみてください。
もう「海開き」ですかぁ。暖かいんですねぇ。羨ましい。
「石垣島」と聞いて、最初に石垣島を訪れた時のこと思い出しています。
ある夜、街の中心から少し離れたライブハウス「まじゃ」という店に入りました。すると、そこに専属歌手(?)として「石垣島のプーさん」or「ブーさん」と出会いました。彼の謳うブルースがとても気に入り、長居をしたものです。そして興に入り、私も松山千春の「大空の大他の中で」を歌わされたことを思い出しています。とても懐かしい思い出です。「まじゃ」なんてのだありますかねぇ?
なお、当時のブログは2009年3月7日に掲載されています。
ただ、ぼくの好みはちょっと変なのか、こうやって焼きながら食べるよりも、食べる分をいっぺんに焼いて丼ご飯にのせて食べる、ジンギスカン丼が最高!という趣向なんです。
奥さんには「少しずつ焼いて食べるのが美味しいでしょう?」と言われるのですが、
「ちまちま焼いて食うのが面倒くさい」と答えています。
その後は、無視されます。
ご飯とビールは合わないと思っているので…。