創業七十有余年の元祖札幌ラーメンだという。そのことを知った時、早速訪問を!と思ったのだが、なかなか叶わず本日ようやく訪問が実現した。その結果、待望の味とは??
※ いかにも一昔前のラーメン屋さんといった感じの外観でした。
先日、NHK・TVの「サンドのお風呂いただきます」という番組を見ていたら、お笑いコンビのサンドウィッチマンの二人が札幌市内のラーメン店を訪ねていた。その中で二人が「札幌のラーメン店の老舗で、醤油ラーメンが大変美味しかった」とレポしていた。(そのことと番組の内容とはまったく関係がなかったのだが…)それを聞いて麺好きの私としては是非とも訪れてみたいと思っていた。
※ 店内の客席の様子ですが、店内はL字型に客席がありました。
木曜日が定休日ということで水曜日に店まで出かけたのだが、店は閉まっていた。そこで土・日なら空いているだろうと電話を掛けたのだが、一向に電話に出てくれなかった。これはコロナ禍の中でしばらく休店しているのかな?と思ったのだが、本日午前中に街中で会議があり、それを終えたところでダメモトで電話を掛けてみると、意外や意外!電話は繋がって「営業している」という。そこで早速訪れることにしたのだが、会議で一緒だったM氏、S氏も同行するという。三人で二条市場内に出店している「だるま軒」に向かった。
※ もう一方の方はカウンター席となっていました。
だるま軒の外観、内装共に一昔前のラーメン屋さんといった感じの店構えで、初老のご夫妻二人で切り盛りしている店だった。
※ 店内に掲示されたメニュー表です。最近値上げしたのか、張り紙がしてあります。
私は「だるま軒」いち推しの「醤油ラーメン」を、同行した二人は「味噌ラーメン」を注文した。さて、評判の「醤油ラーメン」の味は?というと、これが非常にあっさりとした味であった。最近の札幌ラーメンというと濃厚なスープが主流かのようであるが、それとは 正反対のあっさりしたスープだった。麺の方もかん水と小麦粉だけを使用した薄い色の麺で、喉越しの良い麺だった。スープを全て飲み干しても、まったく塩辛さなどは感じなかった。
※ 見た目にもあっさりしている「醤油ラーメン」です。
「味噌ラーメン」の方は二人の評価が分かれた。M氏の評価は散々だった。「このラーメンのどこが評判なのだろうか?」と…。一方のS氏は「昔懐かしい味噌ラーメンの味だ」と一定の評価をした。
.
※ こちらもスープの色が薄いところが、昔風の感じがします。
「ラーメンを食して、満足、満足」とお店を後にする満腹感は味わえないかもしれないが、どこかに懐かしさを伴った味を思い出させてくれる昔風のラーメンだった、ということが言える「だるま軒」だった。
※ ラーメン店「だるま軒」のこだわりを強調された一文が掲示してありました。
【だるま軒 概要】
札幌市中央区南3条東1丁目 二条市場内
電 話 011-251-8224
営業時間 11:00~17:00
定休日 毎週木曜日
座席数 28席(カウンター12席、テーブル16席)
駐車場 近辺に有料駐車場有り
入店日 ‘21/03/08
ずいぶん前に行ったことがあります。
あっさりした美味しいラーメンでした。もっとも勤め先の同僚らに言わせると「物足りない」ということでしたが……。
最近、ぼくがラーメンを食べないのは、こういう穏やかなお店が減って、厳つくてむさ苦しいオッサンのラーメン屋が増えているからなんです~。
石垣島には2度行っていて、2度目は2015年の2月でした。ですから、新しい石垣空港も体験していますよ。
この時は、石垣島を根拠地にして西表島、小浜島、黒島などを巡ってきました。
30年前に北海道を訪れていらっしゃるんですね。私も旭川ラーメンは好きなラーメンの一つです。「まじぁ」は閉店しましたか?あの店のご主人がフォークソングやニューミュージック(懐かしい言葉ですね)が好きなようで、ご主人のステージも記憶に残っています。
実は、今春は大東島旅行の計画を立てていたのですが、コロナ禍で断念した経緯があります。
いつかまた石垣島を訪れてみたいと思っていますが、年齢が年齢だけに無理かなぁ…。
「だるま軒」のラーメンは人によって評価の分かれるラーメンかもしれませんね。というのも、今風のラーメンを望む人には確かに物足りないかもしれません。私と同行したM氏のように…。
厳しく、むさくるしい…、確かにそのようなラーメン店もありますね。