鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

今日の広瀬川(その2)

2008-03-03 21:32:35 | 広瀬川

 見てのとおり、崖の大木の下にはツララの跡形もありません。

 ここにツララがあったことさえ想像できない感じとなっています。

 もうツララができることはないでしょう。

 

 着実に春は近付いています。

 

 この崖の上に現在は県立美術館がありますが、今は館内の空調設備とかの工事中で、長期にわたって休館となっています。

 その前はアメリカ占領軍、その後の進駐軍が駐屯していました。これはまた長くなりそうなので止めときます。

 

 そういえば、三居沢の不動尊の滝もどうなっているのでしょうか。

 そのうち滝の現況を紹介します。来週となるでしょう。

 

 

 最後に、また今日の朝日歌壇から;

 「建前と本音の界消え失せて産学協同枯蓮のよう

                               (静岡市の篠原さん)

 まさにそのとおりです。隔世の感があります。今は真っ先に産学協同を大学が、そして企業が、さらに自治体が強力に推し進めています。そうしないと取り残されてしまう、競争社会から脱落してしまうという強迫観念に追いまくられています。

 私の学生時代は、また古臭い話になりますが、産学協同なんてまさに粉砕の対象そのものでした。ということはその当時でも産学協同を推進しようという動きがあったということになりますね。

 でもすべてがそうでいいのでしょうか。大学の自治なんて言葉もいまは死語なのでしょうか。文部科学省のトップクラスの官僚が大学の副学長や学長に、請われてなるような時代になってしまいました。

 

 そのうち大学は企業(個々の企業や経団連等の企業の連合体)に支配されてしまうのではないでしょうか。市場原理主義はどこまではびこるのでしょうか。人間を幸せにするシステムではないと思うのですが。

 

 

コメント (1)
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今日の広瀬川(その1)

2008-03-03 21:00:35 | 広瀬川

 今日の朝日歌壇から;

 「どぶ川に奇跡の鯔(ぼら)がもどりきて川鵜も人も沸く早春賦

                               (名古屋市の山田さん)

 選者はもちろん魚の好きな”馬場あき子”さんです。

 鯔はどちらかといえば嫌われ魚ですね。汚いところにいるからくさくてとても食用には適さない、というか食べる気がしないということでしょうが。魚自体は全く悪いことはないのですが。環境を悪くした人間が悪い。

 アユ釣りのときのニゴイも、考えてみれば可哀そうな魚です。引きの強さを考えれば、とっても素晴らしいのですが。 

 

 このところ温かい天気が続いています。ありがたいことです。

 でも今日は黄砂も飛んできて、一日中どんよりとした冴えない天気でした。

 花粉もこれから本格化しますが、幸いにも?私はそんなに花粉の被害は受けていません。もしかして鼻が悪いからかも。

 

 

 見てのとおり、いい天気が続いているとはいっても、まだまだ雪解け水が流れてくるということはありません。依然として減水の続く広瀬川です。

 

 夏には、写真中央の小石が顔を出しているところは水没しています。本流は右岸側に見える瀬なのですが、夏はこの急瀬の中にノーマルでアユを沈めるのはなかなか困難なところです。

 

 写真のやや左よりの上部にツララがありますが、果たしてどうなっているのでしょうか?(撮影は3日午後3時半頃)


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