見てのとおり、崖の大木の下にはツララの跡形もありません。
ここにツララがあったことさえ想像できない感じとなっています。
もうツララができることはないでしょう。
着実に春は近付いています。
この崖の上に現在は県立美術館がありますが、今は館内の空調設備とかの工事中で、長期にわたって休館となっています。
その前はアメリカ占領軍、その後の進駐軍が駐屯していました。これはまた長くなりそうなので止めときます。
そういえば、三居沢の不動尊の滝もどうなっているのでしょうか。
そのうち滝の現況を紹介します。来週となるでしょう。
最後に、また今日の朝日歌壇から;
「建前と本音の界消え失せて産学協同枯蓮のよう」
(静岡市の篠原さん)
まさにそのとおりです。隔世の感があります。今は真っ先に産学協同を大学が、そして企業が、さらに自治体が強力に推し進めています。そうしないと取り残されてしまう、競争社会から脱落してしまうという強迫観念に追いまくられています。
私の学生時代は、また古臭い話になりますが、産学協同なんてまさに粉砕の対象そのものでした。ということはその当時でも産学協同を推進しようという動きがあったということになりますね。
でもすべてがそうでいいのでしょうか。大学の自治なんて言葉もいまは死語なのでしょうか。文部科学省のトップクラスの官僚が大学の副学長や学長に、請われてなるような時代になってしまいました。
そのうち大学は企業(個々の企業や経団連等の企業の連合体)に支配されてしまうのではないでしょうか。市場原理主義はどこまではびこるのでしょうか。人間を幸せにするシステムではないと思うのですが。