(その1)では3月11日の新聞記事を取り上げましたが、大銀杏を移植するには、直径4.7メートルの根元を鉄骨で囲んで、地上に持ち上げ、鋼鉄製の「ころ」を使って、10日から3日かけて移動するということでした。
写真は14日(金)の朝に撮ったものです。まだ大して動いてはいません。
北側の新しい公園まで焼く60メートル。これは大変なことです。
14日の朝、出勤途中ですが、パイプの柵を越えて写真を撮るために中に入ったところ、すぐに警備員が来て「入ってもらっては困ります。工事現場だからヘルメットをかぶっていないと」といわれました。
もっともなことです。でも、それでああそうですかと、引き下がるわけにも行きません。「すみません」と何度も言って、「写真一枚だけですから」といって、撮らせてもらいまいした。実際は3枚撮りましたが。
まあ、ビックリデス!!巨大としか言いようがない鋼鉄製の「ころ」を使ったすごい移植作業です。まるで戦車のキャタピラのようです。
これは大変な作業です。銀杏の60メートル移動に要する費用は830万円とか。お金も掛るものです。
これだけの時間や費用をかけて移植したのですから、新しい公園にはきちんと根付いて欲しいものです。
素人目には、いつまでも根元を地上に晒しておいていいものでしょうかと心配になるのですが・・・。