鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

魔物が棲む、広瀬川 アユ

2009-07-17 21:44:54 | 広瀬川

 午後から休暇をとって、広瀬川に入りました。 川が呼んでいて、どうにもこうにもしようがなかったのです。

 水量は相変わらず少なく、多分ほとんど釣れないだろうと思いながら、それでも何とか奇跡を呼びたいと、シマノの「輝石」H2.75 90(ソリッド穂先もついていますが、広瀬川のアユは大きいので、チューブラー穂先にしました。)を使いました。 水温は25.5度

 例によって小さいオトリを2匹購入してから、自宅で着替えて引き船にオトリを入れて川へ。 美術館下へ向かいましたが、下流の方にガラガケの人が一人、岩盤の溝を狙っていました。 私が仕掛けをセットしているときに何とその人はアユを掛けました。 これでアユはいることはいる、と納得。

 タックルは、水中糸はホクエツの複合メタル「極細」、ハリはオトリが小さいので7号の3本イカリ。竿は前述の通り「輝石」

  

 5日と同じところに入ることにしました。ガラガケの人はその下流にいました。スタートは午後3時20分。写真1の瀬脇にオトリを入れて泳がすこと、1分くらいですか、さほど強くない当りがあり、アユが下流に逃れようとします。幸先が良い!とっても良い!!これはもしかしてと期待を抱かせたのですが。

 慎重に溜めて、引き抜きます。22センチの大きなアユです。本当にアユの成長は早いものです。 オトリを交換してまた同じようなところを泳がせます。そしたら目の前で大きな魚が、白い魚体をくねらせ、オトリアユと絡まりながら下流へ向かいます。目の前でアユが掛かるのを見るのはとっても嬉しい、エキサイトするものです。

 なかなか上がってきません。水面ぎりぎりを飛んできました。何とかキャッチ。そしたら何となんとナント「ニジマス」ではないですか。確かに追って掛かったと思うのですが。25センチのニジマスでした。5月3日のニジマス放流の生き残りだったのでしょう。

 その後右岸ヘチ際で小さい当たり、しかしその後の引きが強かった。これもなかなか浮いてこない。「輝石」はズームではないので、大きいアユの引抜には手間取ります。これも低空飛行でキャッチ。3時40分。 でかい!デカイ!!これはとっておくことにしました。 しかし、その後が続きません。

    

 その後上流側に移動して、2枚目の写真の岩盤の大きな溝にオトリを入れました。ここでも20分くらいの間にいい型のアユが2匹掛かりました。

 数はいない、いないから大きくなっているということなのでしょうか??

      

 そしてさらに上流域へ。3枚目の写真のところです。ここの左半分は深い溝になっています。ここで悔しさを嫌というほど味わいます。何故なのか?数年前にもここで同じような目に遭っているのですが。

 深さもあるのですが、あまりオバセないように、どちらかというと引き加減でアユを泳がせます。弱い当りがあります。掛かったんじゃないかと思い竿を立ててみると、掛かってはいない、よく見るとハリスがハリス止めのところで切れているのです。 この時は4本イカリで、ハリは7.5号から8号?近くまで使いました。ハリスは1.2号です。

 軽い当りがあってもハリは乗らずに、ハリスが切れてしまう。4回も続きました。ハリス止めがフック式ではなく、穴に通して引っ掛けるハリス止めです。ハリスを止めるときに二重にしてやればいいのかもしれませんが、こま過ぎて川ではできません。 悔しさは募るばかり。 

 そこで普段はほとんど使わないのですが、チラシバリにしてはどうか?と思い、持っていた7.5号の市販の満開チラシに交換しました。 そしたらちゃんと?掛かったのです。キープしてくれたのです。引き抜きました。 そうか、そういうことだったのか、と嬉しくなったのも束の間、オトリを交換して深みに入れたところ、すぐに当りがあったのに、ハリに乗りませんでした。それよりももしかしてと思ったので、オトリアユを引き寄せてみると、ない!ないのです、ハリが、またしてもハリス切れです。

 そうこうしている内に、当たりも遠のいてしまいました。当りがありません。5時50分に納棺ならぬ納竿しました。2時間30分でキープが5匹、いずれも大きくて、それはとっても嬉しかったのですが、そのごのハリス切れが何としても納得いきません。悔しいです。 次回は何としてもこれをクリアしないと・・・・。

           

 ニジマスが中央に見えます。その左に見える小さいアユがオトリアユです。いかに掛かったアユが大きいか、(オトリが小さいか)お分かりかと思います。

        

 これが今日の釣果です。惚れ惚れするアユではないですか。体高もあり、立派なアユたちです。これでもっと数が伸びれば申し分ないのですが・・・。

    

 上野2匹は23.5センチ、一番小さいので22センチでした。

(P.S.)今日は、今日も滑って転んでしまいました。膝を打ったりはしなかったのですが、尻餅をつく形になって、ベストまで濡れてしまいました。今日の水温は25.5度と高かったのですが、それでもずぶぬれになると涼しく、少し寒さを感じました。陽が差すといいのですが、雲に覆われると涼しくなります。 1日は転んで左ひざを痛め、12日も小国川で左ひざをぶつけ、今回は尻餅をついてしまったり、何かついていません。慎重に動いているつもりなのですが・・・。


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