鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

ダイワ鮎マスターズ南東北大会(続き)

2009-07-22 22:16:19 | 小国川

 46年ぶりという皆既日食は無理として、部分日食はご覧になりましたか?見られた方はおめでとうございます。仙台では無理でした。

 でも、このアユは見えたかな? 何といっても真上を見上げているから。

          

 前に紹介したことがあると思うけど、山形県舟形町のあゆっこ温泉にある、舟形町の象徴”あゆ”です。巨大なあゆ。 味方によってはグロテスクと言えなくもないモニュメントです。

 

 さて、第23回ダイワ鮎マスターズです。 昨日間接的に経過・結果を書いたつもりですが、今日は簡単に。(といっても本当にそうかどうかは、書き続けてみなければ分かりません。)

 今回から上流・下流の二つに大きく分けました。上流がAブロック、下流はBブロックで、私はB-18、つまりは下流域です。オトリは18番目に受取ることになります。がっかりでした。12日のシマノの大会のことを思うと、まだしも上流の方がましだったのですが。

 地元の釣り人が言うには、小国川は増水してしまうとどこがポイントか全く分からなくなるとのこと。一方では、同じ仙台市の釣り友は、昨日はどこそこで一杯釣れたなんて言うし、聞けば聞くほど分からなくなります。

 そして、どういうわけか今年の小国川の養殖オトリはよくないのです。白っぽくて体力がない、弱々しい。だから少しでもいいオトリに当たること、少しでも早く1匹を釣ること、これが大きく試合を左右します。 たまたま12日はうまくオトリが変わってくれたので、うまくいったのですが。

 試合時間は7時から10時30分までの3時間30分。11時までに検量所に戻ればいいので、ほぼ丸々時間を使えます。それはありがたい。

 寒かったので雨は降りませんでしたが、ベストの上にゴアテックスのショートレインを着ました。タイツはウエットタイツです。 竿は周りがほとんどダイワの竿だろうから、こっちはシマノにしました。縁起がいいシマノの「珪石」にしました。今回はソリッド穂先にオモリをつけて釣ってやろうと思っていました。 水中糸は19日に使った、ホクエツの「エース(A)極細」です。

 入ったのは本部から下流100メートルくらいのガンガン瀬がある右岸側の分流にしました。いつもはチャラチャラの瀬なのですが、今日は立派な早瀬。この周辺のいいところには先客が数人いましたので、その下流に入りました。このオトリではきつい瀬かもしれないと心配しながら、2.5号のオモリをつけて送り出します。この流れは全員が右岸ヘチ狙い。いつもならもずが流れていないようなヘチを狙います。いくら大会とはいえ、異常です。と言いながらも自分も同じことをしているのですから、何をか況やです。

 少しして、すぐ下流の人が掛けました。オトリよりも大きいようないい感じのアユです。いいなあ、羨ましいなあと思いながら泳がせます(そのつもり)が、一向に音沙汰はなし。掛かる感じもしません。その内、根がかりしてしまい下の人に声をかけて外しに入っていきます。場所を荒らしてしまいました。

 その前からもっと下に入った人たちは竿を石の上において時間つぶし。聞くと、水温が低くてまだ早いからとか。そうそう水温は17度でした。ゴアを羽織っていても空気は涼しい、時に寒い。そのうち西風が出てくるではありませんか!!これは辛い!!

 釣れない、釣れる感じもしない、いい加減嫌になる、水が冷たい、おまけに風まで出てきた、寒さが身に沁みる、アユいではない、熱いコーヒーが飲みたくなる、まじにこのままでは風邪を引きかねないと思いました。

 それからは身体を暖かくするためもあり、動きましたが、動けば動くだけ空回り、ド壷に嵌ります。(みなさんのなかにも経験があるのではないですか?)

 そんなこともあり、とうとう情けないことに”Give Up”です。それも終了時間を30分以上も残して。恥ずかしい次第。川に潜りたい。

 ことしはじめての”オデコ”です。大会に出て、終了時間を残して諦めたのはこれが始めて、初めてです。試合に出るからにはそれだけは絶対にしてはいけない、するべきではないと思い続けて、そうしてきたと言うのに。

 検量結果は「2匹」、つまりはオトリのみということ、掛かり鮎はなし、釣れなかったということです。ああ、情けない!!

 

 寒い、体が冷え切ってしまったので、早々に着替えて向かいました、どこに? そうです、温泉です、あゆっこ温泉。 350円で温まれます。肌がつるつるになります。露店風呂もあります。

 半身浴でじっくりあったまり、頭も洗いさっぱりしました。   

 

 上下の写真は、温泉に向かう橋の上、一関大橋から撮ったものです。

 上の写真はまだ川に入って何とか1匹でも多く釣ろうと粘っている参加者です。半袖の人もいます。信じられません。頭が下がります。

 駐車している車は全部が大会参加者の車ではありません。 大会参加者の車は下の写真です。これでも試合スタート時よりも減っています。もちろん私の駐車後はそのままになっています。 ここの場所は挽馬(馬場・番場)大会の会場として使われます。2箇所にある障害物を重い荷物を引いて馬が登るわけです。

       

 というようなダイワ鮎マスターズの結果でした。チャンチャン。お仕舞です。 ここまでお付き合いくださいました皆様にお礼申し上げます。

コメント (2)
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