鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

次の総理は?

2010-06-02 22:41:21 | 思いつくまま

 ついにはとぽっぽは退陣ですか。いいことです。真の独立国家を目指そうとしないような日本国を代表する総理大臣・首相は要りません。アメリカに隷従することが日本の安全を確保することだという冷戦時代の思考方法から抜け出せないような政治家は要りません。

 小沢一郎を道連れにしたことが精一杯の抵抗でしょうか。功績といってもいいのかも。

 でも、同じやめるのであれば、せめて沖縄や日本国民の民意をバックにアメリカに対して強く物を申し、日米安保条約や日米地位協定を根本から見直すように働きかけ、その結果アメリカがまともに対応しないようであれば、日本国内における米軍基地の縮小を打ち出し、まずは普天間基地を突破口にして日本における米軍基地を少しずつでもなくしていく努力を継続していく、そのような努力をしても力及ばずして、自分の無力、非力を痛感しての辞任、退陣なら仕方がないか、やむをえないかとも思うのですが、アメリカとの合意が先にあり、それに日本(沖縄)及び日本人を従わせようとするなんて、およそ日本人にあるまじき背信行為、売国行為に他なりません。

         

 政権交代、いろんなことを見直す絶好の機会だったのに、それをみすみす逃してしまったというか、自分から生かそうとしなかった、そのことが一番悔やまれます。こんな機会は本当に貴重だったのに、政権交代を生んだ国民の総意を力にできなかった。力にしようとしなかったのかもしれませんが。結果はともあれ、政権交代を機にアメリカに、堂々”と独立した一つの国家”の代表として物申して欲しかった、ノンを突きつけて欲しかった。でも、もうそれは無理な話し、絶好の機会を自らつぶしてしまった。

 多分裏のほうからはアメリカの圧力があったのでしょう、アメリカをバックにした、こともあろうに日本の外務省と防衛省の圧力も強かったことでしょう。でもそれでも自分の考えを主体的に押し通そうとするのが政治主体ではなかったのですか。

        

 アメリカという巨大なサメにくっついて離れない”コバンザメ”の地位に甘んじていく日本、そうしているうちにアメリカは中国といろんな分野で手を組んで世界を支配することになるでしょう。そしてそれを指を噛んで見ているだけの主体性のない日本。アメリカからいまこそ独立して、アジアの一員として主体性をもって対アジア外交を展開していけば、「国際社会において、名誉ある地位を占める」ことができただろうに。

 だれが後継者になっても対アメリカの政策に変更がないのであれば、アメリカから独立しようとしないのであれば、アジアの、世界の物笑いになるだけでしょう。

           

  我家のテッセンでも、つぼみから大きくなって天を目指しているというのに・・・。

 


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