早朝トイレに起きたら、外は雪降りでした。 起床してから、厚着して長靴を履いて、河原に行きました。 7時半頃です。 まだ雪は降っています。
堤防の上から東側、澱橋方面を撮ったものです。
分流の上流側の雪景色です。
分流の下流域の様子です。
きょうの最高気温は2.4度、最低気温が氷点下1.2度とのことです。あしたはもっと冷え込むとか。最低気温が氷点下6度(5度といっていた局もあり)で、最高気温は一時的に1度になるようです。 あしたが一番冷え込むようです。
あの時も、10ヶ月前のあの時も夕方からでしょうか、雪が降ってきました、寒かったです。 3月11日からもう10ヶ月も経ったのですね。 ここに来て野田首相は被災地めぐりに力を入れているようです。
震災復興、東電福島原発、沖縄の辺野古基地の移転、TPP加入等々難問が山積みで、国民や国益に沿った解決を見出せるのでしょうか。
政府としても東日本大震災の占めるウエイトが減ってきているように感じますし、それに比例して国民全体としても10ヶ月前のことは記憶から薄れ、風化しつつあるように感じます。 どんなに強烈な出来事でも生きていくために働いたりしていくうちに、徐々に記憶が薄れていくのは仕方のないことでしょう。 よほど、意識して忘れないようにしないと、忘れ去ってしまうものです。
忘れさせないようにということでしょうか、このところ体感する地震が多いように思います。 不気味です。 嫌な感じです。
毎週とっている AERA の今年のNo.1(1号) の記事の中に不吉な記事が掲載されていました。
見出しは、『 東北に≪リバウンド地震≫ 』 3ページに亘るもので、「3月11日の東日本大震災で東北沿岸の地盤は大きく沈んだ。だが、9ヶ月たった今も回復する気配はない。地震前の地盤に戻るために、もう一度、巨大地震が起きるのではないか。そう指摘する研究者もいる。」
例えば宮城県の牡鹿半島は1.2メートル沈下したが、9ヶ月でほんの少ししか戻ってはいない。この調子でいくと元に戻るのに9900億年も掛かってしまうとのことで、こんなことはありえない。そもそも地球自体誕生して46億年ですから。
だからこれから ”何かが起きる” 、それもいつ起きるか、 ”今日起きても不思議ではない” と、研究者たちは心配しているというのです。
地盤が元に戻るには、5つほどの予測を上げています。 ① 陸の深い場所での大規模なゆっくり地震 ② ふたたびプレート境界での大規模な地震 ③ 沿岸近くのプレートの上部で活断層が動く大規模地震 ④ 長期的に沈降し、完全に戻ることはない ⑤ マントルが粘性と弾性の両方の性質を併せ持つことから起きる粘弾性緩和現象
このうち、①②③はリバウンド地震と呼べるが、一番怖いのは②の再度の巨大地震の発生となります。 それが”いつ起きるか分からない”というのです。
何でも、東海地震の30年以内の発生確率は88%にアップされた、という地震調査委員会の発表がありました。
地震列島日本の宿命でしょうか。 それなら10ヶ月前のことは忘れられないはずなのに、常に記憶しておかなければいけないことなのに。