きょうの朝日新聞の「CM天気図」です。コラムニストの天野祐吉さんが毎週掲載している記事で、個人的に毎回楽しみにしています。 ハッとさせられるというか、そういう見方、視点もあるかといろいろ気付かされるコラムです。
”CMは変わったか”という見出しで書き始めているのですが、出だしの引用文がよかった。まさに今の日本の現象を的確に表現していると思います。 「敗北を抱きしめて」という本も書いている、ジョン・ダワーさんの言葉です。 東日本大震災の後の発言といいます。
『大きな災害や事故が起きると、すべてを新しく創造的な方法で考え直すことのできるスペースが生まれる。いま日本はまさにその時だが、もたもたしていると、そのスペースはまた閉じてしまう』
残念ながら、東日本大震災の一年後のいままさにそのような状況になっているのではないでしょうか。 復興への道筋がもたもたしていますし、一番肝心の原発は、脱原発、減原発どころか、夏の電力不足が語られつつ原発再開へと向かっているではありませんか。 原発推進派は虎視眈々と復活・再開を窺っています。
犯罪者として東京電力の責任者は逮捕されていいはずなのに、警察や検察は動いていないようですし、そもそも彼らを逮捕できるような法律が日本には存在しないということらしいです。 だから福島県民に直接謝ったりしませんし、東電の体質は何も変わっていない、相変わらず本社の幹部はのうのうとし、電力料金の値上げを”権利”だといって憚らないわけです。 独占企業だからです。 民間企業というのなら独占企業なんてありえません。 福島原発の民間の事故調査委員会の報告書が出ましたが、東電はかれらのヒアリングに応じていないというではありませんか。 ここまで無責任かつやりたい放題なのです。
橋梁工事ですが、本当に3月24日までに終了するのでしょうか?とてもとても終了するなんて思えません。
澱橋に関しては、いまようやく足場を組み立てている段階です。
右岸側の橋梁です。 工事はその1箇所だけなのでしょうか?
澱橋右岸の橋梁の工事の様子です。 ようやく足場を組み立て始めた感じです。広瀬川が増水した時は工事をしていなかったです。
減水していた時、右側に見えるショベルカーが、川底から小石等を掘り起こして土嚢のすき間に入れていました。 ああ、また川底が荒らされる、川底の石がなくなると悲しい思い出見ていました。
右岸側下流域の資材置き場です。
上流側の工事の様子です。真上からの撮影です。
何のためか分かりませんが、削岩機みたいなものでコンクリートの塊を削っていました。
これは下流側の様子です。ホースで水をくみ出しています。
実質あと2週間では工事は終わらないでしょう。 悲しいかな、これが公共事業の常といってもいいでしょう。 これから稚鮎の放流が待ってますし、ニジマスの放流もあるはずなのですが・・・。