なんでもきょうは二十四節気のひとつ、”雨水” だそうです。 今まで降っていた雪がいつしか雨に変わり、積もった雪や氷が解けはじめる時節ということ。 雪も雨も降りませんでしたが、確実に日陰の残雪や氷も解け始めています。 次の節気は、3月5日の ”啓蟄” ですが、待ち遠しいです。 少しでも早く、少しでも暖かくなって欲しいです。
そうなれば、もっと動きも活発になり、釣りの準備はまだですが、いろいろ作業したくなります。 新築中の家を覗いて、大工さんから板や材木の切れ端等をもらってくるのが好きです。ゴミを入れておく金属製の大きな籠?があり、そこに目ぼしい切れ端等があれば貰い受けてくるわけです。 大体はこころよくOKしてくれます。
作業現場の人たちは優しいのですが、持ち帰ると家には怖い?人がいて、「またもらってきた」 「今度は何をする気?」 「邪魔になるだけなのに」 とか言われます。 言われますが、挫けません。 廃材を集めて置いて、気が向けば何かを造るという作業が好きなのですから、小言は聞き流します。 買ってきておいた木材と貰い受けた木材をいろいろ組合せて、思いついたものを、設計図もなしに作りはじめたりするわけです。
ということで、今回作ったのはこれです。
①
そうです、書見台 です。こたつに入って本を読むのはいいのですが、夜になると天井の蛍光灯が眩しく感じ、目が疲れます。 それで読書の時は文庫本を何冊か下に敷いたりして、角度をつけて読むことになります。
それならいっそのこと 書見台 をつくってやれ!と思ったわけです。 時代劇の影響もあります。 武士は正座をして、書見台の上に漢籍を置いて勉強している、というシーンが時代劇には多く見られます。 なかなか格好いいと思います。 勉学に対する強い心構えが感じられます。
ところが、①の高さではこたつに入っての読書にとっては、角度が少ないということが分かりました。 設計図がない悲しさ。出たとこ勝負のいい加減さ、ということになるでしょうか。
当然もっと角度をつけようと考えます。 ない頭を絞っていろいろ考えました。 新たに板を打ちつけて角度をつければ簡単なのですが、それではあまりに能(脳)がない。 角度が高いのと低いのと、二つの使い方ができれば必要十分である、と。
そこで考えたのが取り外し式の 書見台 です。
②
取り付けた状態が③です。 見た目はよろしくないですね。それは認めます。
③
別角度から見たのが④です。 盤面の大きさは、A4版の見開きOKにしました。 思ったより頑丈な作りとなっています。 気分は上々です。
④
あとはこれを使ってたくさんの本を読むだけです。
以上です。 お付き合いありがとうございます。