鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

仙台市縄文の森広場

2013-02-28 15:47:09 | お知らせ

  きょうは2月28日木曜日。 きょうで2月はお仕舞となり、明日からは何となんとナント弥生3月となります。 そう思うだけでも気分が軽く嬉しくなるのに、加えてきょうの陽気の春めきさ(こういう言葉あるのでしょうか?)は文句なしです。

 なんといっても暖かい!!午後から自転車に乗り出かけたのですが、自転車自体に乗るのはもしかして今年初めてかもしれませんし、コートは着たものの手袋なしで自転車に乗れました。 春のにおいを浴びながら、春のまろやかな暖かさを含んだ日差しを受けて走るのは気持ちがいいものです。

 あしたはもっと気温は上がるようです。午後からは雨になるかもしれませんが。

 そしてあしたは渓流釣りの解禁日です。 とはいっても喜べません。 名取川広瀬川水系では、イワナは禁漁、ヤマメはリリースとなっています。 これも盗電ならぬ東電原発の放射性物質の影響です。

 

 きのうの質問です。 これはなんでしょうか?

      

 これは勾玉(まがたま)です。石(滑石)を削って作ってきました。

  きのうは、もう修了してしまいましたが、せんだい豊齢学園生の5班と6班による自主活動の日でした。 「地域を知ろう! 地域に行ってみよう!」の一環として、山田上ノ台遺跡のある「縄文の森広場」へ行ってきました。

 4000年前の縄文時代の暮らしを体験して、縄文人の知恵と心を知ろう!ということでこの施設はつくられました。 縄文時代のいろいろな土器が一杯展示されていますし、なんといっても一番は縄文時代の復元された住居でしょう。

 ① 

 雪に覆われている復元住居が2棟見えます。

 手前の住居が②です。こちらは③よりは小さい住居です。

 ② 

 いわゆる竪穴式住居ですが、土器と大きな河原石の石組みからできている「複式炉」が中にあります。入り口に一番近いところに設置されています。 風を取り入れやすいからとか。

 ③ 

 木材はクリの木で、中心となる柱は結構太いものです。それを中心として前後左右に骨組みを作っています。 かなり頑丈そうです。 クリの木の皮を剥いで家全体を覆っています。屋根に土をのせた土屋根タイプの住居です。

 ごごからは勾玉つくりに精を出したわけです。童心に帰って。 

 滑石と紐と水サンドペーパーがセットになっています。色は白とピンクから選べます。 滑石はL字型に切り取られて、片側にはひよこみたいな勾玉の線が書かれています。この線を目安にして削りなさいということです。 紐を通す穴は空いています。

 ④ 

 レンガみたいなざらざらしたもので大まかに荒削りをします。⑤のように。

 ⑤ 

 それから紙やすりを使って、濡らしながら削っていきます。 紙やすりには目の粗いのとこまい(小さい)のと二つがあり、あとは根気で削っていくだけです。

 ひたすら削る・磨くを繰り返した結果が⑥です。

 

 高齢者9名、楽しんできました。皆さんも機会や時間がありましたら、ぜひ一度は出かけてみてはどうでしょうか? 入館料200円、勾玉つくり200円です。

コメント (1)
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