
今日の午前9時の気温は3.6℃(きのうは1.5℃)でしたが、正午は一気に8.1℃(きのうは4・8度)まで上がっています。よかったです、うれしいです。この調子では何度まで上がることやら。


みなさん、ご覧になりましたか?昨夜のNHK総合テレビのドラマ後編です。『地平線のうた』(後編)、阿部寛主演のドラマです。まさか彼が歌うなんて・・・、意外でした。素人っぽい歌い方が逆によかったようですね。心に響く歌声でした。
妻が残した曲に夫が歌詞をつくり、歌うなんて・・・、でもそこがよかったのかなあ~。番組の後半のタクシーの中での会話、チェリストの言葉がよかったなあ。
『この国で生きていることが大変なんだ。何かの災害災厄(?)の中で生きているだけ。だから、ここで起きていることも決して過去にはならないんだ。』 何かハッとしたなあ~、『決して過去にはならないんだ』というところ。何か新しい視点というか、なるほどそういう見方もあるかと。

【水平線のうた】(100%正しいかどうか?です)
・・きらめく波の ゆらぎを眺めている 愛おしいあなたの笑顔 忘れはしない きょうもあすも 人は誰しもが恋をして 大切な人と歩みながら 愛に生きる 水平線のうたよ とどけ ふたりに・・


きょうもブログを書こうとマイブログをながめ、アクセス解析なんかも見ていたら懐かしいタイトルが飛び込んできました。少しむかしにこういうことがあったなあと開いてみました。2019年11月21日のブログです。
放送は前日の11月20日で、ドラマのタイトルは『小さな神たちの祭り』というものです。千葉雄大主演です。あの日(2011/03/11)、突然大津波で命を奪われてしまった子どもたち(だけではないですが)との”交流”を描いていたかな。このドラマはTBC東北放送開局60周年記念のドラマでした。
マイブログを見るとドラマの中で印象に残ったセリフを書き連ねていますので、採録させてください。
≪ 「みんな冷たい水の中で死んだんだ。おれだけあったかい温泉に入れるか!」
「(震災のことを)364日忘れている人の方が多いべさ」
「死んだのはひとり一人なのに、よくまとめられますね」
「夕暮れは、あの世とこの世の狭間時」
「生き死には関係ない。あの世とこの世はつながっているから」
「生きている人を慰めるために、死んだ人が流す灯篭流しがあってもいいべ」
「死んだ人から生き残った人が謝られる。(だから生き残った人は)幸せになってほしい」
「死んだ子どもたちが生きている人にお別れのあいさつをしたい」
「みんな突然死んだんだ。家族や友達にありがとうもさようならも言えずに。いっぱい言いたかったことがあったろうに。」
「一緒に過ごせて幸せだった。見守っているよ。」
「この子たちが神なんだ と思った。」
「あきら(主人公の若者)、生き残ってくれてThank youな。人は命をつないでいくことが大事なんだ(父からの言葉)」
「居なくなった人はみんな8年経った今も昔のまんまに楽しくやっている(じいちゃん)」
「みんなと暮らした日々は死なねえ」
「みんなあ、ありがとうなあ~ みんなのこと忘れないよ」
「イチゴ作る、つないでいく、おやじのやり残したことやるよ」 ≫
