鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

9/25(その1)最上川

2007-09-25 22:47:16 | 最上川

 性懲りもなく、またまた最上川、長瀬地区に行って来ました。

 諦めが悪いというか、好きだなあというか、今季の最後を何とか有終の美をもって飾れればこんな喜びはない、望外の喜びであるという期待感も持って行った訳です。

 

 昨日寒河江川に入った釣り友から、最上川の水は少なくなって、川中央の岩盤も見えるということを聞いていましたが、現地に着いてみて驚きました。何だこんなにも少なくなっていたのか!?1週間前からは考えられないくらい少ない水量でした。

 でも、水は澄んでいて綺麗です。だけど肝心のハミ跡は見当たりません。古くなった陸ナメが少しあるくらい。そこらじゅうの石は真っ黒になっていないかななんて甘い期待も抱いていたのですが、全くもって甘ちょろい考えでした。

 

 誰もいません。不吉でした。せめて地元の人、ガラガケの人にいて欲しかったのに、誰もいない。もう皆に見捨てられてしまったのかと思いました。

 天気は曇り、厚い雲が低く垂れ込めています。水温は21度。風は少し涼しさを感じさせたので、今日はドライタイツにしました。

 竿は昨日書いたとおり、シマノのスペシャル豪腕・尺鮎90-95です。仕掛けは、現有の最強仕掛けホクエツの「荒瀬0.4号」です。今月上旬にも使いましたが、仕掛け自体は数年前のものです。

 オトリは大き目のメスを選んだつもりです。2匹で1000円。

 

 例によって漁協の境界辺りに入りました。左岸からの竿出しです。

 やはりというべきかウントモスントモいいません。当たりはありません。釣れる気がしませんでした。50メートルくらい釣り下ってから、今度は川の中央に位置取り、少し左岸を狙い、やはり掛らなかったので、さらに大きく動いて、右岸へちを狙うことにしました。釣り下りましたが、何も掛りません。

 正直なところ、ハヤでもいいから掛ってくれ、できたらニゴイが掛ってくれ、引きを楽しませてくれと願う始末です。でも、今日はそれさえも叶いません。

 

 この頃下流の瀬にガラガケの人が二人入ってきました。まだアユはいるのか、瀬に居るのかと思い、どうせダメなら岩盤に立って、ガンガン瀬を狙ってやれと、岩盤のところにいきました。

 1時間も経ったので、オトリは弱ってきたため、4号のオモリを付けました。岩盤の近くの瀬の中に入れます。多分ダメだろうと思っていましたが、これが結果として拙かったようです。集中力も切れ、積極性もなくなり、マイナス指向となってしまっていた。

 

 「掛った」ではなく、「掛ける」という気持ちが大切だとは、楽しんで荒瀬を泳いで釣る、大アユ釣りに命をかけている野嶋玉造のことばですが、まさにその通りだと思います。

 時は10:06am。釣れないから下流にオトリを送ろうと竿を立て気味にしたところ、当りあり。ええっ!いたのか?掛ったのか?と半信半疑、大事に慎重にとろうとしなかった。すぐに抜きにかかった。そしたらオトリも当然掛り鮎も見ることなく、荒瀬の中で”親子丼”でした。

 仕掛けをチェックしたら、下のつけ糸のチチワが切れていました。ハナカンハリスを取り付けているところです。0.6号のナイロン糸でした。0.6号です。いとも簡単に切れてしまいました。

 

 アユは少ないが瀬にいると分かったので、それからはヤル気を出して動きましたがだめでした。ガラガケの二人が瀬でアユを掛けるのも見ました。その後1時間以上も動き回りましたが、掛りませんでした。

 9:00から11:30まで粘って、釣果0でした。ハヤすら掛りませんでした。撤退です。寒河江川に向かいました。

 写真の中央の岩盤の右側で掛ったのですが・・・。

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