鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

昨日の続き(「鮎釣り2006」から)

2006-05-02 00:08:00 | お知らせ

・はじめに;

 今日から5月、3月3日にスタートしたこのブログも何とかほぼ2ヶ月経過、記事はそれなりに一杯書くことができた。内容は別として。今はとにかく書くこと、書き続けることが大切な時期と自分に言い聞かせているところ。

 もっと写真を多用した記事を書きたいのだが、まだまだそこまではいっていない。写真は使っていかないと忘れてしまいかねないのが辛いところ。

 こんなことを書いて200字も稼いでしまった。

 ・本題;

「鮎釣り2006」には、学術的な論文(記事)も載っています。

東京大学海洋研究所・国際沿岸海洋研究センター教授・農学博士・大竹ニ雄氏。「アユの耳石から分かること」

・耳石からは、「河川で釣れたアユの耳石からその個体が孵化した日、降海してから再び河川を遡上するまでの日数やその間の移動のようす、遡上時の日齢遡上時期などがわかる」、「まさに魚の履歴書を記録したフロッピーディスクのようなものである。」

・海に入った仔アユは体長20mm(日齢30日)ほどに成長するまでは河口周辺の沿岸域で過ごす。体長30mm(日齢90日)を越える頃から河口へも出現するようになる。体長40mm(日齢130日)頃から河口に移動し、体長50mm(日齢180日)に達すると河川への遡上を開始する。

・アユの遡上は、早生まれで成長のよい個体から大型で遡上する。そのような個体は、河川に遡上した後の成長もよく、大型に成長する。

・秋~冬季の海象・気象が海域におけるアユ仔稚魚の生き残り、さらには遡上量に大きくかかわっている。

⇒河川環境のみならず波打ち際や河口域の環境をいかに保全していくかがアユ資源にとって大変重要である。

  以上のことは、「ここまで分かったアユの本」のなかのレポートとも関連してきます。この本の第3章以下については、そのうち書いていきますので、少々お待ちください。

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