きょうは月曜日ですので、勝手に交差点に立っています。きょうは中学校が振り替え休日となっています。12日の土曜日に学習文化発表会があったためです。この発表会には一般人は参加できなかったようです。小学校の学芸会(発表会)も見に行けないのかな、そうであるならさみしいです。
だから今朝の交差点は小学生と高校生だけの登校風景となりました。その中間の中学生の姿が見えないとやはりこれもまたさみしいですね。なんか活気に欠けます。
中学生ともなると、ただそこにいるだけでなんというか生命感があふれるというか、生き生きとしていて溢れんばかりの元気をこちらももらえるような、それこそあふれる元気のトリクルダウンとでも言いましょうか、元気のおすそ分けにあずかれるということかな。若いって本当に素晴らしいと思います。
それにしても、朝方の空気の涼しさ、冷たさ、なんか一気に秋がやってきた!という感じです。もう少しソフトランディングしてくれないとなあ。
いま河原は草刈りした後の作業、除草下草を何か所かに集めて、ダンプカーに積み込みしやすいようにする作業に10人前後の人たちが従事しています。これが大変ですね。背中に背負ったエンジンから太いホースを経由して強い空気が押し出されます。
いわば草を吹き飛ばすかのようにして集めておく作業です。こうやってみると除草作業自体は簡単というか、ただ草を刈って行けばいいわけで、その後の集める作業がかなり大変ではないかと推察します。
昆虫たちは下の川のそばの草むらにはまだ戻ってはいないようです。上の緑地帯の草に住み込んでいるようで、そこを歩くと相変わらず虫たちがぴょんぴょんと飛び出します。じっと隠れていれば見つからないのになあなんて思ったりしています。
紹介しよう紹介しようと思いつつとうとう今日まで来てしまいました。きょうの夕方か夜に新しい自民党の総裁が決定するのですが、安倍の継承者を名乗るのであれば、悪くなることあってもよくなることは絶対にないでしょうね。
とくに若者たちだなあ、若者たちの自民党離れが進まなければ、もう日本に未来はないでしょう。このまま行ったら若者たちの自業自得、今風に言えば自己責任となってしまいますよ。
9月9日のmsnニュースに出たAERAの記事です。
(引用開始)『 成蹊大学名誉教授の加藤節(たかし)氏は、同大法学部の教員として2013年に退職するまで40年以上教壇に立ち続けてきた。数多くの学生を指導してきたが、その中に若き日の安倍晋三首相もいた。法学部政治学科の学生だった安倍首相は在学時に加藤氏の「政治学史」を必修科目として履修しているというが、加藤氏は「『優』や『不可』をつけた記憶がないから目立たない学生だったのだろう」と振り返る。
安倍政権の検証がなされたうえで、次の政権はスタートするべきであり、首相が病気だからという理由で議論をストップさせてはいけません。
Q政治哲学が専門である加藤先生からみて、安倍政権の7年8カ月をどのように総括されますか。
加藤氏 率直に言って、僕は安倍政権には「負の遺産」しか見つかりません。なかでも3つの点で、非常に問題がある政権でした。
1つ目は立憲主義を否定して法的安定性を崩壊させたことです。2015年に閣議決定だけで解釈改憲を行い、集団的自衛権を合憲化してしまいました。これは歴代政権で誰もやったことのない暴挙です。憲法解釈を内閣だけでやれるとなれば、何でもできてしまう。内閣法制局長官の首をすげ替えて、解釈改憲を可能にさせたことも前代未聞です。検察庁法改正案も含めて、司法や検察の人事に内閣が介入し、三権分立の破壊を招いた。政治が最も尊重すべき法的安定性をないがしろにしたことは重大な失政です。
2つ目は、政権全体に無責任体制が敷衍(ふえん)したこと。政治はあらゆることに結果責任が伴いますが、安倍さんは閣僚の任命責任を一度も取っていません。閣僚が不祥事を起こすたびに「責任を痛感している」と繰り返すだけで、責任を「取る」ことをしない。財務省公文書改ざん事件で近畿財務局の職員が亡くなったことに対しても、麻生太郎財務相、安倍首相ともにまったく責任を取る様子はない。こうしたトップの姿勢が政権全体、ひいては官僚組織における無責任体質につながりました。
3つ目は長期政権の病理です。よく「安倍一強」といわれましたが、これは選挙に強く他に対抗馬がいないというだけです。政府・与党内での政策論争が全くないので、実は政治的には非常に脆弱(ぜいじゃく)な政権でした。良しあしは別としても、本来は派閥間で活発な政策論争をしてきたことが、保守政権の強みでした。しかし、安倍一強と言われたこの8年弱は、まったく政策論争が行われなかった。そこまで自民党の力が落ちてしまったということです。
安倍さんはよく「悪夢のような民主党政権」と言いますが、野党時代の自民党が与党にどういう批判をしていたのか完全に忘れている。東日本大震災、原発事故対応について自民党は民主党を痛烈に批判しましたが、では今のコロナ対応はどうなのか。そうした他者批判を自己批判に向けるという姿勢がまったくないのです。その謙虚さがないから、強くならない。相手をたたくだけで満足してしまう政治になってしまいました。もちろん、これは今の野党にもいえる課題です。 』(引用終わり)
最後は、「スポーツ報知」からの記事です。(msnニュースから)
(引用開始)『 立憲民主党の小沢一郎衆院議員(78)が14日、自身のツイッターを更新。次期首相最有力の菅義偉官房長官(71)のテレビ番組での発言に怒りをあらわにした。
この日、菅氏がフジテレビ系報道番組で中央省庁の幹部人事を決める内閣人事局に見直すべき点はないと明言。政権の決めた政策の方向性に反対する幹部は「異動してもらう」と強調した一幕を報じた記事を貼り付けた小沢氏。
「『政策に反対なら異動』と官房長官。正しくは『隠蔽・改ざんに反対なら異動』。だから、この国はここまでおかしくなった」と私見をつづった上で「不正に苦しみ人がひとり死んでいる。頭が腐れば全部腐る。この人物が総理になったら、いよいよ腐敗が止まらなくなる。政権交代以外腐敗を止められない」と厳しく続けていた。 』(引用終わり)