いちゃりばちょーでー

多摩湖・狭山湖周辺の自転車サイクリングの日記。関東近辺の山歩き、奥秩父某山小屋でのお手伝いなど。

カラスノエンドウ

2005-05-13 08:50:16 | 飲む・食う
先日ぼおっと山菜の本をながめていたら「カラスノエンドウ」という山菜が載っていた。
その紫色の花とキヌサヤの葉を小さくしたような葉っぱ
「見たことあるぞ」
と思った。
その日は休日だったので午後の多摩湖を自転車で走っていたら、ありましたカラスノエンドウ。




普段どこかで見ていると感じていたが、多摩湖にあったのだ。
休日の午後ということもあり、多摩湖自転車道はけっこうな人通りではあったため周囲の方に奇異の視線を投げかけられつつ「数時間後に見てろよ、バカめ。ふふふっ」などと口の中でつぶやいていた。
10分ほどかけてできるだけ中の豆が大きそうなものを選んで摘み取った。
早速家に持ち帰り、調理に取りかかる。

とりあえず茹でて、普通のキヌサヤ同様卵とじにでもするか…。
そう考え少量の塩を加えたお湯で茹でてみる。




茹であがったそれは、大変鮮やかな緑色で食べてしまうのがもったいないほどである。
「どんなお味かな。」
とりあえず堅さと香り・味を確かめる為一つまみ…。

「むむむっ?」

やけにスジっぽいし必要以上に青臭い。
サヤのふちのスジはきちんと取り除いたはずである。
いずれにしてもとても食えた味ではない。
そこで先ほどの山菜の本を読み返してみると、

「食べごろは花が咲き始める前の葉やつぼみで、豆は堅く、味もよくないので通常は食べない」

しっかりと本を読まずにここまでやってしまったのである。

少し前に鮮やかで食べるのがもったいないなどと思っていたが、悲しい顔をして
「こんなもの!こんなもの!」

といいつつゴミバコに投げ捨ててやった。


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コメント (4)
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