あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

大正浪漫 七日町そぞろ歩き

2010-03-27 23:21:02 | プチドライブ・地域の事
先日の事になるが、用事があってメインストリートの神明通りへ行った時の事
時間もあったので、久しぶりに七日町通りを歩いてみようかと思い
たしか…この前に七日町へ来たのはブログ友さんと出掛けた時以来だったかな。

そもそも七日町は“なぬかまち”と言い、ちゃんとなぬかまちで七日町と変換になる。

街の中心である大町四つ角からJR七日町駅までの約800メートルの通りを言い
昔から7のつく日に市が立っていたので名付けられたようで
大正時代の建物が道路を挟んで連なり、年々観光客も増えている。

…と、まぁ 詳しい七日町通りの事は  ポチっと!!


一見なんの変哲もない七日町通り。

車を駐車場に止めて、観光で来られましたかと駐車場の係員に言われたので
思わず…そうですと答えたら、会津の観光マップをくれたが
会津ナンバーの車じゃなくって良かった(笑)

まずは駐車場側にある商店街からと…曇り空ではあったが思ったよりも寒くはなかった。


白木屋 300年前の慶安年間創業の会津漆器の老舗で
洋館3階の店舗は大正2年の建築で2階が資料館になっている。



ちょっと変わったゴミ箱発見!っていうか、リサイクル品を収納してるのかも!


昔懐かしいサイダーの幟 今も作られてる会津の磐梯サイダーよく飲んだよなぁ~~^^


会津新撰組記念館「骨董むかしや」
例えば機織りの糸巻き?とか新撰組にまつわるものなど
いろんな懐かしいものが展示されていた。



西会津出身の日本の着物デザイナーでタレントのきよ彦さんのお店
以前からここを覗いてみたかったのだが、あいにくとお休みだったようだ。
あわよくばきよ彦さんを見られるかなぁ~と、あり得ないけどね(笑)



七日町駅をそのまんまカフェにした駅Cafe
駅構内には、ちゃんと通勤用の自転車が置いてあったり
極々普通の駅として、通勤通学の足として町の中に融け込んでいる。



会津の土産物品が懐かしいタンスを利用して陳列されてるのが嬉しい♪


阿弥陀寺御三階 外観は3階建で内部は4層になっており
秘密の会議が行われたと言われ、境内には戊辰戦争戦死者が埋葬されている。




昔は漆器屋さんだったのが、現在は茶屋にと転職したようだ。


そんな中で廃業してしまったのか開かずのシャッターが物悲しい。


忘れられたような廃屋も通りから見える。


七日町市民広場、よくここでフリーマーケットなどが催される。


そして最後に昭和なつかし館へと。

往復1,6キロ、こうして見て歩いて思ったのだが、大正浪漫風の建物が軒並み続いて
観光客の目を集めているが、廃業されたと思われる商店や道路から見える廃屋に
アンバランス感を隠せず、何となく現在の世相を反映しているように思えた。

繁栄と衰退…我が会津でも不況の嵐が吹き荒れ、観光地が賑わう中
ハローワークでは駐車するのも大変なくらいの混み様で
職を求める人が後を絶たなく、昔からの百貨店も店じまいをしてしまった。
まさに光と影…これからどんなふうに変わりつつあるのかなぁ
柄にもなくそんな事を考えてしまった。


という事で七日町の路地裏に咲いていた桜をUP♪



コメント (32)
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