あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

連作障害に遭ってしまった、里芋、ナス、ピーマン

2013-07-07 22:28:49 | pochiko農園

このところ梅雨特有の蒸し暑い日が続いて、雑草は伸び放題!
いくらむしっても追いつくものではなく…。
雨の合間の雑草とのバトルが日々の日課となりつつある。

そんな中でもpochiko農園の野菜たちはスクスクト…はいかないようで
最初に気付いたのはナス! 葉っぱが下の方から枯れたようになって来た。
晴れの日に二度ほど夫に殺菌剤の消毒をしてもらったのだけど
どうも効き目イマイチで、夫 展着剤ケチったのかと思っていた。


下葉が枯れ始めたナス

因みに展着剤とは、農薬や緑化資材を散布する際に
付着を容易にするのに用いられる薬剤のことで
農薬の場合、植物や害虫に付着を促すとともに水和剤を
水に均一に混じりやすくするために用いられる(^O^)b

次に気が付いたのは、ナスと同じマルチに植えたピーマンで
先に植えた接ぎ木のピーマンはどんどん大きく生き生きしているのに比べて
普通の苗で植えたものは新しい芽と葉は黒くなってポロポロと落ちて行く。
そして里芋! 最初は生き生きしていたのに
葉っぱが焼けた様になって枯れて行く…参っちゃったなあ(~_~;)


ピーマンも大きくなれずに、新しく出た葉が枯れる…。


接ぎ木したピーマンは勢いが良いのだが!

しかも接ぎ木したのがシシトウだったらしく、下はピーマン上がシシトウが生ってる。
途中で切れば良かったのかもしれないけど、これはこれでお得だったかも^m^

ちょっと前にヒメの散歩の時に、畑作業をしていた仲間っ子の旦那さんに
そんな話をしたところ、それって連作障害だべ!と言われた。
オレも何回もあったから分るけど、なんぼ消毒したって
土から来てるから効果ねえぞ、と言われた。

確かに思い当たる節はいくつかあった。

考えてみたら、ナスもピーマンも里芋も
狭い畑だから、同じような場所に作ってしまっていた。
特に里芋なんかは、いつでも水が入れられるように
水口の傍に、今年も畝を作ったし…。

そういや、里芋を植える時に里芋にも連作障害ってあるんだって
今までさし使えなく収穫していたので多分大丈夫だろうって
でも家の芋を使って苗を作って二年目で
ひょっとしたら連作障害が出るとしたら今年かもって不安はあった。

pochiko農園 危うし!!


育ちが良くない里芋

連作障害を忌避するには、毎年場所を変えて作付けすると良いのは分っていた。
でも狭い畑で、場所を変えても菌は蔓延するのは明白で
だから、そういう時は少々高くても、うちは接ぎ木の苗を買ってるって教えてくれた。

そっか~ 今年も苗は夫の姉さまんとこからもらって来た。
夫の姉さまのとこは畑が大きいから、場所を変えての作付けで
大丈夫だったんだ…(~_~;)

連作障害の菌は高温になると死滅する事があるから
何とかなるのではないかと言われた。

思い起こせば去年のナス。
日照りで枯れたと思っていたけど、あれは連作障害だったのかも!
毎日バカ暑い日が続いて菌が死滅して、そこに水遣りをしたので
急に勢いを盛り返して食べ切れないくらいのナスが生った。

そっか、そう考えればつじつまが合う!
とりあえずナスの枯れの目立つ葉は落した。


なんだか頼りなさげだけど…(~_~;)

ともあれ、ナスとピーマン、そして里芋は枯れた葉をみんな落した。
里芋はマルチの穴を大きく開けてそこに芋が日に当たらない様に
土を被せるのだが、その時に効果があるかどうかは分らないけど
化学肥料にガラ石灰を混ぜて、里芋の周りに撒いた。
そして土を被せたけど…どうなるかな。


茎の周りに牡蠣ガラ石灰などを撒いて土を被せた里芋

牡蠣ガラ石灰の効き目はゆっくりなので
撒いてすぐに植え付けしても大丈夫とある。
ならば直に撒いても効果は見られるんじゃないかな~物は試し。
な~に、収穫出来なかったらスーパーへ行けばいくらでも売ってる(笑)

同じくナスとピーマンの根の周りにも撒いてみたが
困った時の牡蠣ガラ石灰様頼みで、ただ今経過観察中なり!!

 

 

コメント (24)
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