あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

目の前にキジ!!

2013-07-29 22:52:20 | 野鳥

一日雨が降ったり止んだりで…キッチンの窓を開けて
今日もどんよりとした、鉛色の空からは
細かいシトシトと降り続ける雨…ホント鬱陶しいったら!


ーキッチンからの風景ー

そんな事を思って、遠くの山々から視線を向かいの畑の目を移した。
まだ掘られていないジャガイモ畑が、すっかりと枯れてしまった茎の間を
赤と青緑が目立つ大きめな野鳥が歩いている。


キジだ! 慌てて部屋からカメラを持って構える。

チラッとこちらを向いたようだが、カメラを向ける私に意も介せず
ゆっくりと畑を歩きまわり、餌を探しているのだろうか。
草の種子、芽、葉などの植物性のものを食べ
また、昆虫やクモなども食べるようだ。


おっ、こっちに気付いたかな?

それにしても、こんなに間近でキジが見れるとは
なんと幸運な事か、いつも遠くからズームを効かしてでなくちゃ
サササ…と逃げ足が速くて姿を隠してしまっていた。


うわ、目が合った様な気がする…@@;

そういや、以前はツガイでこの辺りで良く見かけたものだったが
最近 トンと姿を見せなくなっていたキジ。
メスはいないのだろうか?
地味な姿だから目に付かないのか?
それとも 時期柄ただ今抱卵中なのか、と思った瞬間
地味な姿のメスがトトト…と歩いて姿を現したかと思うと
すぐに見えなくなってしまった。


メスキジ発見!! オスに比べるとかなり地味


すぐに姿を消したメスは用心深いのかも!

キジを見て思い出すのは、何年か前の田植え時
キジに小ばかにされた事があったっけ…^^;
近づいて写真を撮りたかったのだが
ある程度近づくと一定の距離を持って離れて行く。
近づく…離れるの繰り返しで、とうとう近づいて写真を撮る事は出来なかった
そんな苦い思い出がよぎる。

以前のキジに小ばかにされた話  こちらをポチっと!! 

しかし、今度は違うぞ!!
しっかりと至近距離で、気が付いているのか気が付かないのか
悠々と畑を歩きまわっている。

ニワトリ大の鳥で本州・四国・九州に分布し
雄は濃い緑色の体で、繁殖期になると、ハート型の赤い顔になり
「ケーンケーン」と鳴きながら雌を求めるようだが
まだ、鳴き声は聞いた事がない。

昔から日本人とかかわりの深い鳥として、「桃太郎」をはじめいろいろな物語や
「焼野の雉(きぎす)、夜の鶴」などの子を思う親の愛情の深さを表わす例え話があり
「朝キジが鳴けば雨、地震が近づけば大声で鳴く」といった
予知能力まで与えられていると言われているらしい。

地震の予知については、足の裏に震動を敏感に察知する感覚細胞があり
人間よりは数秒以上も早く地震を知ることができるようだが
国鳥に選ばれていながら、狩猟が許されているという、何とも不幸な鳥…と
日本の鳥百科参考だが。


威風堂々と去って行くキジの後ろ姿

 

 

 

コメント (24)
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