しまった…そうと分っていたら、もっと良く観察しとくべきだったと
収穫してしまってからでは遅いのだが、我が家の赤カボチャ。
春先に夫の姉さまの所からもらってきたカボチャの苗で
白いのと赤いのと、あとはミヤコカボチャの苗が三本。
どれが赤やら緑やら、はたまた白??
んなもん、植えて実が生ったら何色だか分ると
実にアバウトな助言をいただき作ったカボチャ。
白いカボチャは冬至の頃まで保存が効くので重宝なのだが
いかんせん、メッチャ固い!! 切るのにものすごく難儀する。
緑のミヤコカボチャは極々一般に食べられるカボチャで
赤いカボチャ?なんの、どっこも見当たらない。
最初っから赤いカボチャなんてなかったのかも…。
そう思っていたら、なんだか赤と緑の妙にまだらなカボチャが一個。
あ、これかあ~ 赤いカボチャってのは!!
しかし、ミヤコカボチャと白い皮のカボチャに押されて
生った実はたったの一個っきり。
まだら模様のカボチャが一個
徐々に色づいて来る。
裏を返せば、へんてこりんな形。
そのうえ完全なる赤色一色ではなく
緑色とのまだら模様…これから全部赤くなるのか?
経過観察していたけど、色が濃くなったくらいで
一向にまだらカボチャのまんま。
収穫したまだら模様は寿の字を逆さにした様な感じ!
お尻部分に突起物の様な…初めて見るカボチャ
いったい何者なんだ? このカボチャ。
さっそく調べてみたら、どうやら会津も奥会津金山町で採れる赤カボチャで
同じようにヘソと言われる裏側の独特な出っ張り、これが特徴みたい。
うたい文句には皮はうすくてホクホクと砂糖が要らないくらい甘いと。
しかし、オレンジ色の中に緑色が混じってしまうと
商品価値がない規格外品みたい^^;
収穫してしばらくして食べてみる事にした。
……と、まあ 化もなく不可もなくの普通のカボチャ
多分、白と緑のカボチャと交配してしまって
普通のカボチャになり下がってしまったようだ。
半分にカット…確かに普通のよりオレンジっぽい
四分の一にカット…けっこう肉厚
カボチャの煮物は普通に煮物だった?
茹でる…何気に栗っぽいホクホクさ。
今度はグラタン風にしてみた。
特産地の金山町では、他の品種と交配しない様にして
吊り下げ式栽培をしたりとか、美味しいものを作るには
それなりの努力をして…そりゃ、美味しいはずだ。
私のようにドテカボチャじゃないんだもん。
なんだか、急に来年もこの赤カボチャを作ってみたくなり
種を取ってみたけど…果たして規格外品から
立派な赤カボチャは出来るのだろうか…無謀なるチャレンジ!!
という事で、赤カボチャの様な夕焼けUP!