あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

氷点下の日 大根抜きをする。

2017-11-23 22:41:07 | pochiko農園

このところ寒い日が続いて、なかなかpochiko農園の仕事が出来ないで
仕方なく小屋の軒下に置いたメダカや和金の冬支度をするために
玄関先の睡蓮鉢のメダカと発泡スチロール二箱に
藁を入れて小屋の奥へ水が凍らないように覆いをかけて
春までお休みさせ、外に置いた植物たちを家の中に取り込んだり
芽が出始めたジャガイモの芽欠きをしたり
暇な様で何となくバタバタと過ごしていた。

氷点下の朝 ヒメの散歩をする夫

キャベツについた滴でさえ凍った。

霜に覆われた小菊

大根も然り…(~_~;)

そろそろ大根も抜いてしまわないと…と思いながら
なかなか晴れのチャンスに恵まれずに、ちょっと焦りはあった。

昨日の良い夫婦の日…近所の人もこの日は晴れ間があるから
この日に抜くというので、私も同じくこの日にしようと
本当に晴れるんだろうなあ…前日の21日には雪だったし。

当日雪こそ降る事はなかったけど
放射冷却現象か、霜のひどい朝だった。
畑も作物も霜でガリガリ…大根凍みちゃったんじゃないだろうか!
白菜なんかは霜に当たると甘みが増すって言うけど
大根はどうなんだろ?? 土から出た部分がちょっと霜にやられたみたい!

大根にとってはあんまり良くないようだけど
一度か二度くらいであれば気にする事はないらしい。
この先の事も考えて、早く収穫してしまった方が賢明といえる。

さっそく、霜が溶けたのを見計らって大根を抜いて行く。

片っ端から抜いていく。

今年の暴れハッチャク大根。

まあ、大した本数ではないのであっという間に抜き終わり
日が照り始めてきたので、しばらく抜いたまま転がしておいた。
その後大根の葉を切り落とし
当座家で食べる分だけを土の付いたまま紙の袋の入れて
小屋の凍みない場所に保管した。

残りは畑の入り口に近い場所に穴を掘って保存するのだが
元は川とかあった場所だったのだろうか、石っころが多くて
大根を埋める穴を確保するのはかなり難儀だったが
なんとか掘り終えて、例年の如く下に黒いダイオシートを敷き
そこに保存用の大根を並べた。

大小の石が多くて汗をかくくらい重労働だった。

なのに久しぶりの晴れ間に藁荷の上で居眠りをしてるノリ!!!

土に埋めての保存分…一応ハッチャク大根も埋めておいた。

その上にたっぷりと土をかけて…真冬でも凍らない地温で
言わば自然の冷蔵庫状態にして保存する。
その上に切り取った大根の葉を被せてお終いとした。

その大根の葉は『緑黄色野菜』に分類されるほど、
βカロテン・ビタミンC・ビタミンK、葉酸といったビタミンや
カルシウム、カリウムなどのミネラルを含んでいるんだよね!!

大根の収穫した跡

胃腸の働きを整え、便秘解消・冷えや
余分なものを排出して健康や美肌に効果があり
カルシウムの量も小松菜に匹敵するほどあり
最も身近な健康食材でもある「ほうれん草」と比較しても
ビタミンCが約5,5倍、鉄分は約1,5倍、カルシウムは約5.3倍も含んでいるって!!

捨てられないよね!!

マルチを剥がす。

上から藁を撒いて今年のうちに耕してもらおうと思っている。

当座食べる分の大根からの葉っぱは
外側の固い部分を取り、細かく刻んでサッと茹で
ギューーーーー!!っと水分を絞って冷凍保存することにした。
炒めても良いし、味噌汁なんかにパラパラっと色味にしても良いし
大根っ葉の利用価値は高いし栄養価も高い!!

 

 

コメント (20)
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