あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

長閑な日となったひな祭りと結婚記念日

2018-03-04 23:40:57 | 日々雑事

この陽気でずいぶん雪も融けたみたい。

思えば40数年前に結婚したのが3月4日。
ずいぶんといろんな事があって、自叙伝なんか書いてみたら
超大作になりそうな波乱万丈とまでは行かないかもしれないけど
けっこういろんな事があった歳月だった。

前日の3月3日はひな祭り。
母親不在のひな祭りは、ちょっと寂しいひな祭りだったかどうか
熱が引いて3日…たぶん感染能力は消え失せたであろうが
大事を取って、まる子はこの日一日保育園へと
サクぼんは父親と一緒にマスクをして買い物へ行った。

保育園からいただいてきたひな祭りケーキ、ちゃんとお休みしてたサクぼんの分もあったよ^^

本当は毎年ひな祭りと結婚記念日と一緒にちらし寿司のパターンだったのだけど
今年は3日の日につくる事にした。
せめてもの食卓だけでも華やかに賑やかにって
イクラ好きな孫の為に思う存分食べさせてあげたい婆心。

かといって見事な大粒のイクラは…ちと無理で
特売品の小粒っ子ながら、イッチョマエに紅鮭の卵
味だって大粒には敵わないけど、好きなだけ食べられるぞ( *´艸`)

まる子の好きなキティちゃんのお菓子

ばあばはシミッタレなのかしらね(苦笑)

そこにポテトサラダとかキャベツのメンチカツ
そうそう張り切って茶碗蒸しだって作った!
あとはハマグリのお吸い物に…息子はサクぼんの好きな苺大福も買って
この日は少々お行儀が悪くたってしょうがないかな~~

花の形に卵焼きを切ってみたよ( *´艸`)

寄ると触るとケンカをして、それでいてすぐに寄ると触る兄妹
兄弟なんてそういうもんだよね~
相変わらずにまる子は私と寝て、サクぼんは息子と2階へと
アンパンマンのしゃべるおもちゃを持って、チビ太君チビ太君って
まる子なりに寂しさもあるのだろうなあ。

一生懸命にあれもこれ持って作った物って意外と食べてくれなくて
ついでにこれも~なんてものに食いついてみたり
子供ってそう言うもんだよね(;´∀`)

とっても暖かくって良い天気で、次の日も春日和。
午前中にサクぼんとまる子と一緒にばあばと買い物へ連れてってくれた息子。
特に何を買うわけでもなかったけど、その後育児用品の西松屋へと
昼近くなると眠くなってグズグズと…お昼寝タイムの後に
近くに住んでいる同世代の親子が遊びに来て大騒ぎ。

いつものフキノトウの場所、たくさん顔を出していた。

フキノトウの花…きれいだ。

夜は結婚記念日にってお外ご飯にすることにしてあったので
その合間にゆっくりとカメラを持って家の辺りを歩いてみた。

こんなふうにゆっくりとした時間を持てたのはいつぶりだろうか。
磐梯山や近辺の山だとか雪の風景など、ありふれた写真だけど
暖かい日差しを体に感じて、すっかりと忘れていた様な時間。
サプライズのケーキも嬉しかったけど
こういう時間を持てたことに感謝でもあった。

長閑な昼下がり

きれいに咲いていたオオイヌノフグリ…せめて星の瞳とか。

結婚して40数年、すっかり老いを感じる年になった。

特に夫は昨年末には入院したり、その前には軽いとはいえ脳梗塞もやった。
動作も昔から比べるとゆっくりになって、物忘れがあったり
変なとこで意固地になってみたり…そういうのが老いの特徴なのだけど
なかなか受け入れられずにいる。

そろそろ春の足音かな…。

前はそうじゃなかったのにとか腹が立ったり
話をして…諦めだったり…安心感だったり
いろんな思いが交錯して
しかし、そう言う事は夫だけではなく
鏡に映った自分は、しっかり年相応な格好に思わず愕然としてしまったり
まあ、老いはお互い様なんだろうなと思ったりする。

よく若い人がお年寄りの事を理解するために
視野を狭くしたり、膝や腰に重りをつけるなど
疑似体験してるのを見た事がったけど
いま思うと、まさにその通りの体の動きになって…。

ノリスケも思わず大あくび!

考えてみたら、夫の年ですでに亡くなられている方だとか
介護を受けられている方などもいて
反面、まだ若々しく現役で頑張っておられる方もおられる。
上を見たらキリがなく、下を向いてもしょうがないんだねって
現在の自分たちを見つめて、焦らないでゆっくりと残された時を生きていく。

そういう事を考えさせられた今年の結婚記念日であった。

 

 

 

 

コメント (21)
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