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あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

里芋の芋がら

2021-02-11 23:53:04 | 食べ物 レシピなど
去年の里芋収穫の時、思ったより太くて長い里芋の茎が出来たので
そのまま短く切って畑に撒いて肥料にしても良いけど
特に親芋の茎を何本か残して、干し芋がらを作ってみる事にした。
 
 
切り口スポンジ状
 
先に干したのはそろそろ出来上がりかな?
 
芋の茎をピーラーで皮を剥いて
天日に干すだけの芋の茎
干し芋がらとか、干しずいきとか
いろんな呼び方があるのだけど
この辺りでも昔っから芋の茎って言って食べられてた。
 
皮を剥くのが大変だけど、皮を剥かないと硬くて食べられないらしい。
皮を剥くとちょうどスポンジみたいにで、それを針金のハンガーに刺して
軒下にさげて干して行く。
 
一週間位か天気次第だけど、白かった芋の茎も茶色っぽく変色するくらい
触ってカラカラな感じになるまで干し
カリカリになったらチャック付きの保存袋に入れて保存しておいた。
 
出来上がった芋がらは湿気らないように保存!
 
昔、よく亡きばあちゃんが作って
お浸しで食べたりかす汁にしてみたりしたけど
その頃はそういう類のものは食べなかった。

年のせいかなあ…若い時ってそういうのあんまり食べないよね。
 
それが去年は作ってみようと思い立って
一生懸命に皮を剥いて作ってみた干し芋がら。
この辺りでは芋の茎ってしかいわないけど
急に食べてみたくなって、作ってみた干し芋がら。
 
特に何にして食べようかとか思わなかったけど
芋がらは不溶性食物繊維を豊富に含むためお通じの改善や
赤色の芋がらに含まれる「アントシアニン」には
眼精疲労の改善にも効果があるらしい。
 
そして先日ようやく作ってみようかって
せっかく作ったのだから、何かしら作らないと。

あっちこっち検索して、見つけた灰汁の抜き方とレシピ!
干した芋がらを食べる分くらい出して
水に入れて戻すのだけど、長いままよりも切った方が早く戻るし
灰汁も抜けやすいのだと慌ててカット。
 
 
水に戻す
 

灰汁の抜き方はいろいろあったけど
私が見て楽だなって思う方法で灰汁抜きをする。
 
十分に戻した芋がらをたっぷりのお湯で茹でる…3分くらいかな。
そしたらゆで汁を捨てて、また茹でる…を3回ほど。
後は水にさらしてギュと絞って料理に使う。
 
茹でて…
 
水にさらして…また茹でるを3回ほど
 

灰汁の抜き方が悪いとエグミが残って美味しくないらしいので
どうかな?と思って端の方をちょびっと齧ってみたけど
特にエグミもなく無味って感じかなあ、好きな食感だったけど。
 
何にして食べようか?
 
お浸しでもいいけど…と、厚揚げとコンニャクの煮物を作って見る事にした。
だし汁を作って戻した芋がらとコンニャクに味がしみ込むくらい煮てから
厚揚げを入れて弱火でコトコトコト。。。と
スポンジに如くだし汁の吸いこんだ芋がらと厚揚げと
口に入れるとじゅっと染み出て来るだし汁の美味しさ。
 
 
厚揚げとコンニャクと芋がらの煮物
 
 
芋がら特有と言うか、繊維の食感がくせになりそうで
煮物も良いけど、今度はお浸しで食べてみたいなと思った。
水溶性の植物繊維以外の栄養価はあるのかどうか分からないけど
便秘には効果があるんじゃないかなと思った。
 
 
コメント (6)
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