あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

夫再度入院となる!

2021-08-23 23:43:51 | 介護


季節は夏から秋へと、暑さぶり返し的なとこもあるけど
時々雨が降ったりで、なかなか土が乾かないとこだとか
例えば猫が蝉を捕まえて家中蝉で暴れまくったりだとか
いろんな時の流れの中、静かに秋が目に前に…。
シュウメイギクのつぼみが膨らみ始めた。
 

昼間は暑くても朝の時間帯は爽やかさが感じられて
それは真夏の時とは少し違う…やっぱりお盆が過ぎれば
違うものなのだと思う。


先日の事だった。


夫が退院して通常生活に戻ったように思えた。
大変だ大変だと思いながらも、なんとなく一日のリズムみたいなものが
出来上がってきたように思えたのに。


この日退院後初めての診察日で、同じく綜合病院の診察が終わったら
今度はかかり付けの病院へ行って診察してもらう事になっていた。
予約を取っていたにもかかわらず、けっこう混んでて
車椅子の夫は窮屈そうにお尻が痛いとか言ってた。
 
 



それでも何とかかかり付け医のとこまで介護タクシーで着いて
やっぱり、かかり付け医だなあって、ちゃんと待っていてくれ
すぐに診察してもらえて…異常なしだったのに。


午前中に二か所の病院で診察は、ちょっと強行軍だったかなと
家に帰ってすぐにお昼ご飯の支度をする。
いつも寝てる事の多い午前中だったのに
この日は介護タクシーに乗ったりで
疲れてもいたけどお腹もすいてたんだよね…きっと。


お昼も夕食も完食して、いつもどおりだったのに
夜寝る前に体温を測ったのは9時で
38度6分!


つい何時間か前には病院での診察で
異常なしだったのに…なんで??って!
だけど、このままではダメだって事。
慌てて救急車を呼んで
先日まで入院していた病院の救急病棟へと駆けこんだ。
 



作ったお昼ご飯を次々と口に運ぶ夫に
もう少しゆっくりと食べないと咽るよって
何度か注意をしてスプーンの手を止めさせたけど
やっぱり誤嚥したみたい。


今のとこ、そんなに重症ってほどでもないので
家に戻って薬を服用しても大丈夫だし
入院しても、どっちでもいいと言われたけど
なんだか食事させるのが恐くて
完全い治るまで入院させてほしいと
当直の医師にお願いをした。


誤嚥かあ…私があげれば良かったのだけど
自分で食べられるものを自分で食べるのは
なんというか食べる人の特権みたいな気がして
そこまで手を出すのはどうかと思っていた。
 



私も一度だけ次女出産の時産後の具合がイマイチで
一日だけ動けない時があって、その時看護師さんに食べさせてもらったけど
思うような食事が出来ずに半分も食べられなかった時があって
自分で食べられるのであれば自分で食べるのが一番良いんじゃないかって
その行動まで取り上げてしまうのはいかがなもんかと!


そう思っての事だったのだけど…良くなかったのかな。


悪い方に転んじゃったみたいで
なんだか夫に悪い事しちゃったかなあって
後悔ばかりが先に立って…退院して来ても
食事させるのが怖いような気がしている。
 



なかなか介護って奥が深いというか
一人一人で状態も違うし
長年ばあちゃんの介護をして来たので
楽勝だなんて軽く見ていた自分のバカさ加減に後悔している。


介護される人100人いれば100通りの介護があるのだと
分かっていたはずなのに…なかなか難しい。


コメント欄は閉じさせていただいています。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする