朝から眩しいほどの陽ざし。
昨日も今日も初夏を思わせるような天気で
さぞかし植物のためには有り難い天気だとは思うのだが
欲を言えばこの辺りで、ひと雨あったら嬉しいかも!
あ~ でも桜満開の所は降って欲しくないんだろうなぁ~ 散っちゃうもの。
孫太郎もお休みとあって、昨日は待望のジャガイモ植えが出来た。
家事をやる前に、干しておいたジャガイモを芽を残してカット。
そして切り口を干して…昔は灰汁を使ったんだけどね。
要は腐らないようにって事らしいので、切り口を乾かしただけでも有効かと!
ところが今年の種イモは、どうも良いものではなくて
あんまり早く干しておいたので霜にやられちゃったか?
表面に少しだけど腐ったような所が見受けられ
切ってみると、中身も黒ずんだり空洞があったりで
ちょっとハズレだったかなぁ(~_~;)
と、とりあえずキタアカリ3キロとメークインを1キロ。
ホームセンターで買ったのだが、別なところで買えば良かったか
どうも芽の出もはかばかしくない。
夫が買い換えた方が良くはないかと言っていたが
なぁ~に植えれば何とかなるべ!と気楽に構えてはみたものの
本当に発芽するのだろうか…急に心配になって自宅在庫のをも使ってみる事にした。
まぁ これって保険だよね…っていうか、買ったのよりも勢いの良い芽!
さぁ~て!っと、急いで家事を済まして、いざpochiko農園へ出陣♪
去年植えた場所を避けて…これは連作障害を防ぐためだけど
狭い畑で連作もへったくれもあったもんじゃないよな~なんて^^;
一人ブツブツ言いながら、夫が耕運機で耕してくれた畑に糸を張って鍬を入れる。
長さが長いので、暑さもあってか途中で息が切れる…運動不足なのか^^;
イモの切り口を下に向けて、約30センチ間隔に置いて行く。
そうして土を被せてお終いとなる。
肥料は芽が出て少し大きくなってから
土寄せの時に具合を見て調節しながらにしようと
そんなふうに思いながら、久々に汗をかいて…これが、なかなか良い気分!!
冬の間に蓄えたお腹周りの要らないものが、少しだけ消化したような気がした♪
という事で、春蒔きしたサヤエンドウの芽続々と!
孫太郎もお休みだった長女の旦那さんが子守りしているからって。
久々に開放感を~と言いたいところだが、我が家の夫がお休みときてる。
なかなか 上手い具合に休みは合わないものだと…。
それでもジャガイモを植える畑を耕運機で耕してもらえた。
こんなにいい天気なのに、どっかへ出かけたいと思いながらも
市役所へ、ばぁちゃんのオムツ券をもらいに行ったっきりで…。
何だか、すぐに帰るのも勿体ないような気がして足を伸ばしてみた。
以前にも行った事がある、市内の滝沢町にある滝沢不動滝。
せめて早春の流れ落ちる滝を見たいと…ひょっとしたら山野草なんかにも出会えるかも
そんな淡い期待を抱いて、車は市役所からものの10分も行けば着いてしまう不動滝へと。
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眩しいほどの春の陽ざしに、曲がるくねった山裾の道を走らせて
他の車の邪魔にならないように、道の端に停車をした。
以前来た時と同じように不動滝へ降りる石段には赤い幟と渓流と。
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デジカメだけを持って、ゆっくりと石段を降りる中ほどに…見つけた白い花!
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キクザキイチゲ…かな、白
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同じく薄紫…花色には薄青紫と白色の株があって群生していても色は混じらないらしい。
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えんれい草も咲き始めたようだ。
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遠くにキブシ。
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名前もしらない虫だが、日差しの暖かさに姿を現したのかな。
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私の好きなショウジョウバカマ♪
まだ カタクリの花が咲くには時期は早そうで
あの独特の斑点の葉っぱだけが、沢沿いを撫でるような風に少しだけ揺らいでいた。
頭上には、なんの鳥だろうか、切り裂くような鳴き声や
聞いた事がある声だとか…けど姿を見つけることは出来なかった。
流れる滝の音が大きく聞こえる。
滝の落差は、約25m。夏の間は水量が少なくないが
この時期は水量が多くなるようで、お堂の上から流れ落ちる滝は途切れる事なく
白い水飛沫をあげて、かなりの勢いで流れ落ちている。
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滝の流れは上部で二つに別れ、滝つぼのところで再び一つになる。
水量状態により白糸をたらしたように見えるところから「白糸の滝」とも呼ばれ
かつて、戊辰戦争の際白虎隊の隊士が、戸の口原で西軍との戦いに破れ
飯盛山に逃れてくる途中に通ったところでもある。
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「滝沢の落ちて流るる滝の水 かかる末々弥勒なるらん」と、ご詠歌。
掌に飛沫を受けてみた…ひゃ~~ ひゃっこい!!
その指先に感じる水の冷たさはかなりなものだったが気持ちがシャキッとする。
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しばらく佇んで、その流れを見るともなく水音を満喫した。
こういうところに来たかった!
日々の気忙しさから逃れるように、自然に浸りオゾンを胸一杯に
一瞬だけど解放された~~!! そんな気分に! そして深呼吸。
たかだか 30分ほどなのに、体にいっぱいに気力が満ちた気がした。
知ってるって? まぁ そう言わずに^^;
本当につくづく思ってしまう。
パソコンが壊れて使えなくなった間、きっと暇を持て余すに違いないと
買物の帰りに手芸用品店へ立ち寄り、二つほど手芸品を購入して来た。
一個は超簡単ほとんど貼るだけで出来てしまうケーキのキーホルダーかな。
もう一個は籠を編むもので…果たして出来るかどうか。
今 フェルトで作ったスイーツがブレイク中なんだそうだ。
フェルトばかりではなく紙粘土で作って色を染めたり
なんだか楽しそうではないかと!
フェルトのケーキはこんなものもある。
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次の日にさっそく手始めにケーキのキーホルダーを
超簡単で猿でも出来る! あ、猿には無理かも(笑)
ちょいちょいと10分くらいで出来てしまった。
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ちょっとお気に入りでエコバッグに付けている。
ほうほう、私もなかなかやるわいと自画自賛♪
だって、真ん中の部分を縫って丸くしたら、あとは手芸用のボンドで貼るだけ。
これが出来なかったら、本当に小学生以下なもんで!
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次はバスケットキットに挑戦!!
気を良くして手編みのバスケットキット。
これちょっと手強いぞ!っと、テープを指定のように引き裂いて
それで説明書通りに編み込んで行けばいいはずなのに
説明書通りに紐を作ったはずなのに…どうも数が合わずに
それでも何とかなるべ!ってアバウトな私。
なんだか編み込んで行けば行くほど出来上がり写真とはかけ離れていく~(~_~;)
考えてみたら小中学校の時代から家庭科の裁縫は苦手で
スカートとかブラウスなどなど、一応作ったりはするのだが
どうもまとまらずに、最後は母親の手で何とか形を作ってたりしていた。
編み物なんかも挑戦したけど、かぎ針編みで完成したのがマフラーくらいか。
まっすぐに編むだけで良いはずなのに、微妙にデコボコがあったり
いつも適当に、説明書とかよく読みもしないで始めるからだろうか。
いやいや、不器用としか言葉がなく…。
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そんな事を考えながら、悪戦苦闘のうえに出来上がったバスケットは
出来上がり予想図とはまるで別ものの、近くで見ると何だかヨレヨレ!
しかも表面の花は、本当は表と裏に別々につけるのだが
どうも表面のボロッちさが目立ってしまって
表側に二つともくっ付けてボロ隠してしまったり…^^;
そんないい加減な性格に目をつぶって、得手不得手で誤魔化してしまった私。
いくら暇でも、こういうものは買った方が安いと…遅ればせながら気づいてしまった。
笑うしかなかった…ってよりか、苦笑!
と言う事で、私のぶきっちょさの引き合いに出されたカエルをUP!
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畑から出てきたばかりの寝ぼけ眼のカエル…まだ土色のカエルにとっては、かなり迷惑そうだった。
気持ち薄曇りだったが、そんなに寒いとは思えなかった…季節も春。
夕方にはパラっとだけど雨が降った。
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我が家のpochiko農園も、そろそろ雑草だらけからの脱出をはからねばと
孫太郎子守りの合間を縫って、使い終わったマルチ2本を何とか剥がして
今年のジャガイモを植えようと思った所半分だけ草むしりも終えた。
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残った雑草の中に埋もれた様な、去年の秋に植え替えた苺の苗が
何とか頑張って、よくよく見れば花が開きかけているのを発見!
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さらにアシタバが、冬を越しちゃったのか? 新しい葉が顔を出していた。
これって、多年草だっけか?
調べてみたら、植えたままにすると3年くらいで花が咲き枯れてしまうようだ。
株を長生きさせるには、早めに花茎を摘み取るのが最適かと!
茹でても炒めてもオールマイティだが…天ぷらで食べたいな♪
アシタバレシピはこんなにもあった!!
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さらに去年、見切り品で買ってきた行者ニンニク!
梅の木の下にあって、夫に梅の木の剪定の時に踏みにじられながらも
密かに増殖していたのか…今年は少し食べる事が出来るかな?
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春先に食べられる茎立ち菜の茎も立ち始めたよ♪
これって、葉っぱも美味しいけど、茎の部分が甘みがあって美味しいんだよね。
お浸しだとか味噌汁の具にしたり、炒めたり卵とじにしてみたり
クセがなくって、これを食べると春になったんだなぁ~って気持ちになる。
あと、取り残しの長ネギも、何本か残っているので植え替えなくっちゃ!
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土に埋めておいた大根も掘り起こして、切り干し大根を作った。
いつもは茹でて、いわゆる茹で干しってものを作っていたのだが
IHヒーターになってしまった我が家、電気代節約のために茹でずに干してみる事にした。
煮物も美味しいんだけど、サラダとか和えものなどなど、いろんな食べ方があるようだ。
春は忙しいけど、心浮き立つような…そんな気持ちになれる。
という事で、いかにも春の夕暮れって感じ…昨日の夕日をUP!
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本当は休みだった夫と、またの温泉定例会を予定していたのに
残念ながら急な仕事となってしまった、孫太郎も来ない貴重な休みだったのだが。
まぁ この不景気の中、仕事があるだけめっけもんだよな…。
亭主元気で留守が良い!だもんね~などと言ってはみたものの
ふと、思い立った…そろそろカタクリの花が咲くはずだが。
以前カタクリの花を見たくて、とんでもなく遠い山奥へと行った事があって
残念ながら、時すでに遅く…ほとんどのカタクリの花は枯れてしまっていた事があった。
ところが去年、思いがけない場所で見つけたカタクリの花の群生地。
あんなに遠くへと、たかだか2~3本残ったカタクリを見に行ったのが馬鹿のように思える。
そんなくらい近場に、そしてあまり人も訪れるような場所ではなく
ふふ…私だけの秘密の場所のように思えて仕方がない。
そんな事を思って、小雨の中を車を走らせ…が、次第に強まる雨脚に
果たしてカタクリの花は咲いてるのだろうか…まだ早いのだろうか。
そんなワクワク感は久しぶりのようで、フロントガラスを打つ雨さえも気にならなかった。
そろそろ 来る頃だと思ってたよ…って、つぶやくように雨に濡れた花弁を垂らして
だけど、ちょっと早かったようだね、って、クスッと忍び笑いが聞こえた様な気がした。
まだ春と言うには名ばかりの冷たい雨に、ようやく頭を持ち上げたようで
冬のまどろみの中で、完全には目が覚めていないのかもしれないなぁ。
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ちょっとお寝坊さんのようだねぇ…。
まるでうつむき加減に恥じらう乙女のようなカタクリの花。
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国道から逸れて旧道へ入り民家も途切れた場所で…それは密かに息づいていた。
薄い斑点のついた葉っぱを広げながら、中央部分から茎を伸ばして
だけど、まだ初々しさのある薄紫よりももっと淡い、なんていう色なのだろう。
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温帯性夏緑林の林床に生える多年草であるカタクリの一生は
7~8年の1枚葉の時期を経た後、2枚葉の個体となり
ようやく咲く事が出来る…そんな花なんだよね。
山のものは山で見るからこそ美しいんだと思う。
来ると思ってたけど、ちょっぴり早かったみたい…残念だねぇ、と
そんな事でも言いたげな…雨のしずくに幼い身をブルブルっと震わせたような気がした。
どのくらい花開いたか下見に来ただけさ…そんな強がりに照れ笑いだったり。
一週間後かもっと早いか、またおりをみて陽の当たった君の誇らしげな姿を
きっとカメラのファインダーに記憶させて見せるからね。
そんな独り言を残して帰って来た、せっかくの休日が雨の一日だった日によせて…。
という事で、旧道から望む雨に煙る阿賀川をUP!
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