近隣から撮影された映像をみたが、警察官がそのドーベルマンに追いかけられていた。警察官も辛いであろう。きっと米国ならすぐ拳銃発射するのになと感じたのであるが。 さてこの事件を受けて、警察犬訓練所の人がTVスタジオでいろいろとコメントを述べていた。まさに目からウロコのコメントだった。通常、大型犬を檻にいれて狭いところで飼うのは「可哀想」とばかりに、庭のような広い所に放し飼いにしていることがあるが、それは間違った飼い方だそうである。もともと犬は縄張り意識が強く、自分の縄張りは自分で守るという本能があるそうである。だから檻に入れてそのスペースのみを自分の縄張りと教えるのだそうである。そして飼い主を常に優位の主従関係として躾けておけば、檻から出した時には、外側の世界は飼い主の縄張りであり、そこ(檻の外)では自分が縄張りを守るという「仕事」はしなくてよいのであると認識するのだそうだ。