7月26日、府中飛行場を飛び立った小型飛行機が離陸直後、府中市内の住宅に墜落した。痛ましい事故である。この模様は付近にいる人がその墜落した住宅の火災状況を動画に撮影してTV放映されたのである。TVでのニュースではこのような動画があると事故の状況が詳しく報道されてわかりやすい。ところが直後に消防隊員か救急隊員かの声であろうか「危ないので下がっていてください」と注意されたのである。この撮影した人はプロの報道関係者ではなく近所の一般市民である。しかし撮影者はこの消防隊員の指示に返事をせず、「中から声がした。早く言って助けてよ」と消防隊員に指示したのである。その返事の仕方に少し違和感を覚えた。消防は救助のプロである。まずは現場の安全確保と二次災害の予防が鉄則なのである。このような現場でのやじ馬は被災者の救助にとって百害あって一利なしなのである。