津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

朝からお抹茶

2010-11-06 10:51:38 | 徒然
 我が奥方は、湯のみ茶碗でお抹茶にお湯を注いで飲むということをずっと続けている。
いささかお茶をたしなむ私としては如何かと思うのだが、「健康のためよ、形じゃないのよ」といわれると、ご尤もと思うのである。
今朝ほどは急に、お抹茶をいただきたいと思い立ち、ちょっと季節外れだが白い地肌は志野を思わせる好きな茶碗を取り出してみた。
お手前も何もあったものではない、古流のお作法にはない俄か立礼式である。
たっぷりとお抹茶を入れて、お濃茶である。
軽い朝食の跡ではあったが、お菓子も一応いただき自らの点前のお茶をいただいた。
うまい・・・「日本人だ~」と思い入ってしまう。

 今日は舞鶴市から40人以上の方が、幽齋公没後400年にあたって熊本を訪問される。
泰勝寺を訊ねられるそうだが、既知のT氏もこられるとあって午後から出かけようと思っている。幽齋公の廟所はいつも掃き清められていて、風で走る落ち葉がまた風情を深めている。明日は墓前に献茶などもあるのだろうかとふと思った。
コメント
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