津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

希望

2010-11-14 18:38:00 | 歴史
            覧海軒図   (山口県立博物館所蔵・・説明文とも引用)

 【山口県の瀬戸内海側には、江戸時代から昭和中期まで塩田が多数ありました。この図には、
下松の磯部家が経営した塩田が描かれています。】

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我が家は二代目のときに母方の姓に改め現在に至っている。初代は磯部氏である。毛利家に仕えたが浪人した。安芸毛利氏が長州に封じ込められた時期であろう。
先祖附は下松に浪居したとしている。「覧海軒図」をみると、下松における磯部氏の隆盛ぶりが伺えるし、現在も多くの磯部氏の名前を知ることが出来る。

つい最近のことらしいが、ウィキペディアに「磯部氏」がアップされていることに気づいた。
              ja.wikipedia.org/wiki/磯部氏       
符合する部分も見受けられて、我が先祖研究に光明が見えてきた感じがする。

実は先ごろ荒木村重のご子孫から、「風林火山-第二十三号」なる武田家旧恩会が発行する冊子をご恵贈いただいた。このなかに荒木氏がお書きになった「荒木家の先祖となる甲斐武田家臣の白須家、渡辺家、磯部家、曽根下野守昌世について」で、磯部氏の紹介があり、これも私の先祖探求に火をつけた。

景石城【ja.wikipedia.org/wiki/景石城】の磯部氏や 磯部常安が建立したという下松にある浄西寺【www.jodo.jp/39-069】など、ヒントになりそうな情報も多くあり、先行きに希望が見えてきた。

磯部氏について情報をお持ちの方は、是非ともご連絡いただきたい。

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「とき」というキーワード

2010-11-14 08:53:16 | 徒然

 明智光秀が信長に対して謀反を決心したときの有名な歌

              時は今あめが下知る五月かな

「時」という言葉に「土岐氏」がかけられていて、天下を狙う意があったと解されている。

ガラシャ夫人(光秀女)の時世の句

              ちりぬべき時しりてこそ世の中は
                     花も花なれ人も人なれ

ここにも「時」というキーワードがある。これを「土岐氏」だと解する人がいる。
つまりは、土岐氏(明智)である自分は、この時期何の生きながらえることがあろうかと、達観の境地にあったと言うわけだ。父光秀の謀反の祭、恨み言の一つも発したガラシャ夫人であるが、出自である土岐氏への思いは深いものがあり、この歌に込められているというわけだ。

「土岐氏」は酒のつまみと相成って、談論風発のなかの迷解説となった。
(案外そうなのかもしれないけど・・・)

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