昨日のことである。ある調べごとと、コピーをすべく久しぶりに図書館に出向く。
細川藩士・立石正重が書き残した、「長元記」をコピーするつもりでいたら、別に同氏の「長曽我部元親記」なるものもある。よくよく見比べると長曽我部に係る記述であることに間違いないが・・・まさしく別物である。まずは「長曽我部元親記」約80枚をコピーする。68爺は途中ですっかり疲れてしまい「長元記」のコピーは後日にすることとして終了。
丁度「平成22年度図書館貴重資料展 『織豊時代の武将』~清正・幽齋~が行われていたので、しばし展観、資料を頂戴してかえる。
帰ってよくよく見ると「加藤清正関係系図」が掲載されている。安藤秀男氏の著作からの引用である。・・・・これはまずい・・・・ 地元・福田正秀氏の研究によって、今まで伝えられてきた清正の家族関係は相当の間違いがあることが証明されてきた。それにもかかわらず、古い資料からの引用は当を得たものではない。図書館が提供する資料だけに、きめ細かな配慮が必要であろう。ちょっとがっかりの図書館浴と相成った。