津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■鶴崎居住有禄士族卒御奉公帳

2015-02-24 18:08:17 | 歴史

 鶴崎に居住する熊本藩士は明治維新に至り大分県の士族として記録されたのであろうか。
熊本の藩政史を考えるうえで貴重な資料であり、「鶴崎町史」から引用してここにご紹介する。
我がサイトの「有禄士族基本帳」に加筆すべきであろうと考えている。

                阿部藤次郎(作事方)
                安達勘兵衛
                秋重半之丞(船手)
                有田運次(船手)
                洗    (船頭)
                石川甚右衛門(船頭頭)
                石橋太郎右衛門(鐡炮組)
                岩本伊右衛門
                磯邊新助(船頭)
                池田與作(船頭)
                井上重右衛門(船頭)
                磯谷久右衛門(船手横目)
                石松新右衛門(船頭)
                今井      (船頭)
                伊藤      (船頭)
                上田十右衛門(船頭)
                植田
                内田八右衛門
                宇高源三郎
                小澤忠之助(船頭)
                小篠左衛門(船手)
                小野久助(船頭)
                小川三右衛門(船手)
                岡
                岡田      (船頭)
                尾崎      (船手)
                岡本      (作事方)
                加賀角右衛門(船頭)
                河村喜左衛門(船頭)
                加来久次郎(船手)
                川上
                木岐與右衛門(船頭)
                桑田佐兵衛(船頭)
                小出惣左衛門(船頭)
                小今井長左衛門(船頭)
                塚本茂右衛門(船頭)
                佐野利左衛門(船頭)
                澤
                佐藤      (船手)
                重田吉左衛門(船頭頭)
                島崎庄兵衛(船手)
                島崎佐兵衛(船頭)
                志水     (船頭)
                島田     (船手)
                柴田     (船手)
                鈴木喜右衛門
                須原彌三兵衛(船頭)
                杉田助右衛門(船手)
                杉山
                勢塚清左衛門(作事方)
                袖 九右衛門(船頭)
                田島長助  (船手)
                田中角八
                田村善兵衛
                田邊長助  (船頭)
                高木半助  (船頭)
                武井勘助  (船頭)
                武井彌兵衛(作事方)
                丹後     (船手)
                津野久右衛門(船手)
                續 仁右衛門(船頭)
                利根松五郎
                都甲
                中山與三兵衛(作事方)
                中山清右衛門(船頭)
                中山宇兵衛(作事方)
                中村太兵衛(船頭頭)
                中之子次右衛門(鐡炮組)
                中鶴
                二宮彌左衛門(船頭)
                二宮九左衛門(鐡炮組)
                西村半内   (船頭)
                西郡権平   (船手)
                野原平   (船手)
                野原長三郎(船頭)
                野島
                橋本勘左衛門(船手)
                林田作右衛門(船頭)
                早水治左衛門(船手)
                羽田庄左衛門(船手)
                原 茂助   (鐡炮組)
                姫野
                古野次郎左衛門(船頭)
                古野小十郎
                古野十次郎 (船手)
                富米野金左衛門(船手)
                福浦七右衛門(船頭)
                松本三右衛門(鐡炮組)
                松村久兵衛 (船頭)
                松井勘助
                松尾
                丸山      (船手)
                南 喜左衛門(船頭頭)
                三木清左衛門
                水橋刑部右衛門(船頭)
                水野又右衛門
                山田利左衛門(船頭)
                山由野    (船手)
                吉村角左衛門(船手)
                吉田市左衛門(船頭)
                吉武治兵衛 (船手)
                吉武利兵衛
                渡邊

 その他いろんな資料に氏名が散見されるが、ここでは形の調えられた資料として 「鶴崎居住有禄士族卒御奉公帳」のみを取り上げた。
ご理解をいただきたい。
                                              「鶴崎町史」第四十九章「鶴崎定詰藩士の來住」から引用 

                
                 

                 

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■思いがけずGet「加藤清正傳」

2015-02-24 08:42:32 | オークション

 昨晩ヤフオクを眺めていたら中野嘉太郎の「加藤清正傳」が出品されていた。応札は一人、点数からすると私の1,000倍くらいあるからこれはプロであることは一目瞭然。
締切10分ほど前に先の応札者の価格に100円乗せて一応入札、どうせ負けるだろうと思いそのままにしておいた。

今朝メールをチェックしていたら、オークション落札の通知が入っている。思いがけないことに驚いてしまった。
値段は・・・・内緒。「日本の古本屋」を覗いてみると、こちらから購入してもよかったかなーという感じ。 

コメント (2)
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■「旦夕覺書」--風・29(了)

2015-02-24 07:37:55 | 史料

                一、江戸にて歩の御使番の時十左衛門殿三左衛門殿澤伊左衛門奥田傳右衛門毎度出合咄申候 其時分御精
                  進日は定り雲歩法師被召出色々御前にて御咄し御次に出候ては角入なと皆々承申候 外様にても大勢
                  承或は小屋に泊りたる別て多く御座候 十左衛門殿も御親父白雲老御果候由申來忌中に雲歩御呼候て
                  平野九郎右衛門伊藤角右衛門上羽四郎太夫次にて皆共承申候 仁王心の心にてはたとへは鑓を顔に付
                  あて雷落かゝりても驚不申候 たとへは此障子のすきまの風強き物病気者などは致用心候むねに仁王
                  心を持不断居候へは風もひかぬ物と武士の前にて扨も々々死様の事咄申候 十左衛門殿は忌中にて
                  御座候故御尤其外小姓頭物頭雲歩若武者たる者の前にて別儀御語候へ 死様の事は武士の役にて御咄
                  におよひ不申候と可申物をと拙者廿四若く能々承候に何とか挨拶唯今覺不申候へ共伊藤角衛門挨拶
                  承さすか(林)外記打果候自分の額に疵有之程志顕れたるよと神以其刻存候 唯今とくと覺不申候 重て案し
                  出可申候 扨其後十左衛門殿二王かゝせ屏風におし澤伊左衛門雲歩一の弟子とて笑申候 或時十左衛門
                  殿に打寄咄申候折節拙者に是非々々雲歩に咄承候へと御申被成候時拙者申候は先夜次にて承申候 ヶ
                  様々々に被申候 さすか伊藤角右つらの疵顕れ候と私は感申候 私も先祖以来武士を立申者の末にて御
                  座候故出家に習ひ不申とも可死所にては果可申心にて御座候 此頃承候へは雲歩風引薬給申と承候 気
                  味能事と申候 十左衛門殿御申候其心を思ふよりすゝめ申候 是非々々聞申候へと申候哉と御申候故二九殿
                  は未廿にも御成不被成其上に柔和成生れ付殊更圖書殿御嫡子にて後々は侍の頭も可被成候へは色々
                  様々の事御聞被成候か能御座候 妙解院様も澤庵和尚を御別てに被成御兵法の極意は御尋被成候由承
                  及申候 私式とは替り申候 其上私母常々申聞候私顔付母の目にも見ぬ事なれとも傍輩衆にも憎れ可申
                  なと能心得候へと江戸前に就中度々申聞候 二王心を習ひ候はゝつらにも表れ可申候 第一私心にふつ
                  と叶ひ申さぬ事に御座候 神以雞うたひ申迄二夜も三夜も御すゝめ候へ共承引不仕候 同苗文左衛門は終
                  に出合被申たる咄不承候 角入に申候へは御次にて度々承候に其方咄の様成る事終に不承と被申候 其
                  後澤伊左衛門雲歩所に咄居候時坂崎清左衛門殿御出候て此間の禮に参候由雲歩申候はいか成御禮か
                  と申候へはいや此間の御前にて度々御咄候故か戸越に被成御座候事も少止御鷹もおろかに成不申候
                  是はひとへに御咄故と被申候 雲歩申候は扨々存もよらぬ御咄に候私は御國の者乞食坊主同前御門は
                  いり出候時一度々々に是かおさめと存心底に一ツも残し不申萬事申上候 御自身は江戸にては御一人の
                  御役直に可被仰上事と存候由さすか雲歩とて誉申候 拙者申候はいかにも々々々々夫程の事出家の彼
                  身を捨たる坊主の役珍敷からぬ事諫言は唐にも少く有之と聞へ申候當世は日本にも尚少く昔は有之
                  由持懸り々々々にて我身を捨て勤候者さへ少く却て輕薄ついしょふはやり物なとゝ申拙者は終に一
                  座も不仕候 八十に成り候て合點参候 扨々若き故心付不申佛道殊に二王心承候てこそいよ々々心を
                  みかき可申事に候 必々各何事も不捨御聞可有候事と書置申候
                                         八十歳に而書
                           享保九申辰十二月二日         堀内旦夕入道勝重
                                  堀内傳右衛門殿
                                  同  傳次殿


                                             (風の巻・了) 

                  

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