津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■LADY GRACIA

2015-12-01 09:42:36 | 書籍・読書

                         Lady Gracia: A Samurai Wife’s Love, Strife and Faith (細川ガラシャ夫人)/三浦綾子 (日本文学の英語版・英文著作/IBCパブリッシング)表紙

ガラシャ夫人を主題とした書籍を随分買い集めた。衆目知られる処は三浦綾子の著作であろう。
これはその三浦綾子の「細川ガラシャ夫人」の英訳本である。訳者スーザン・ツムラなる人物に付いてはまったく知識がない。
どのように翻訳されているのかそれが興味深い。購入してみようかと思案中なのだが、まだ完読していないガラシャ夫人関係書籍が沢山有る。

                   ・細川ガラシャ夫人     ヘルマン・ホイヴェルス
                   ・細川ガラシャ夫人     森田草平
                   ・細川ガラシャ (上)(下)  小山寛二 
                   ・細川ガラシャ--散りぬべき時知りてこそ  田端泰子
                   ・細川ガラシャ       生方たつゑ
                   ・細川ガラシャ       安 廷苑
                   ・伽羅奢細川玉子夫人    宮島真一
                   ・朱なる十字架       永井路子
                   ・胡桃と酒         司馬遼太郎「故郷忘れがたく候」所収

あと一冊満江巌氏の著「細川ガラシャ夫人」も未購入である。この他にもまだ沢山あると思えるがもうそろそろ打ち止めとしたい。
読まずとも並べて置くと安心するという訳ではない。「時間がない」と言い訳をしておく。

                    

                

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■杏葉こだわり 美濃口紀子氏の研究ノート

2015-12-01 07:25:36 | 論考

 「杏葉」についていろいろ調べている内に、「熊本県あさぎり町才園古墳出土馬具の組み合わせと装着想定図について」という論考に行きついた。
「研究者ノート」としてWEBで公開されている。研究者は熊本博物館の美濃口紀子氏である。
                  http://webkoukai-server.kumamoto-kmm.ed.jp/web/mugiamnews/No25-11kenkyu.pdf 

p56の(2)に杏葉が五つ紹介されているが、あまり欠損も見られない。正式な発掘調査によらず発見されたものの様で有るが、このような記録が残されていることは有難い事で有る。
しかしながら、引用された図書【宮代栄一1999「熊本県才園古墳出土遺物の研究―鍍金鏡と8セットの馬具が出土した小円墳―」『人類 史研究』第11号 人類史研究会】が熊本県立図書館・熊本市立図書館に収蔵されていない。こんなとき地方にいる悲しさを感じる。 

 

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