津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■熊本大学・永青文庫研究センター「第33回貴重資料展並びに第12回永青文庫セミナー」開催

2017-10-07 16:47:57 | 講演会

第33回貴重資料展「近世熊本城の被災と修復」第12回永青文庫セミナーを開催します(11/3~5)2017.10.05

第33回貴重資料展「近世熊本城の被災と修復」と、第12回永青文庫セミナー「細川忠利の領国支配と熊本城」を以下の日程で開催します。詳しくは、下記ポスターや図書館HPをご覧ください。皆様のご来場、心よりお待ちしております。

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(クリックで画像拡大)

第33回 熊本大学附属図書館貴重資料展
「近世熊本城の被災と修復」
◇期間:平成29年11月3日(金)~11月5日(日) 3日間 10時~17時
◇会場:熊本大学附属図書館1階 古文書閲覧室・ラーニングコモンズ

 平成28(2016)年4月の熊本地震で甚大な被害をうけた熊本城の姿は、「史上最大級の文化財被災」として全国に衝撃を与えました。しかし、永青文庫細川家の文献史料を調査してみると、熊本城はすでに加藤時代から地震等によって被災し、その修復が細川家にとっても大きな課題となったことが分かってきました。細川忠利の城主時代(1632~1641)に焦点をしぼり、熊本城の修復への取組みや、城の管理のあり方を、藩政・幕藩関係の中に位置付けながら眺めてみましょう。天守閣の管理に関する森本儀太夫家文書も初公開します。

【同時開催】
第12回永青文庫セミナー
演題「細川忠利の領国支配と熊本城」
◇講師:稲葉 継陽(熊本大学永青文庫研究センター長・教授)
◇日時:平成29年11月3日(金)14時~15時30分
◇会場:熊本大学附属図書館1階 ラーニングコモンズ
◇定員:先着140名まで

※貴重資料展・永青文庫セミナーは、入場無料・申込み不要です。
※本学では、紫熊祭(学園祭)開催中のため、駐車場不足や交通の混雑等が予想されます。なるべく公共の交通機関でのご来場をお願いします。
熊本大学附属図書館HPも併せてご覧ください。

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■砂取細川邸と顕光院

2017-10-07 16:37:51 | 講演会

■細川齊護夫人「顕光院・益姫」展 を展観するためにくまもと文学歴史館行、13:30分より青木学芸員の講座「砂取細川邸と顕光院」を拝聴、大変興味深い内容であった。
現在県立図書館(歴史・文学館)が建っている場所は、内膳家屋敷跡として知られるが、一時期「顕光院」の屋敷として使われていたことを調査決定付けられたのが、くまもと文学歴史館の皆様である。
大名夫人が国許に帰られてその地で亡くなられるのは、大変珍しい事であろう。帰国後は二の丸御屋敷で過ごされたが、廃藩置県後この地に新たに屋敷がつくられここに住まいになった。まさに顕光院のお居間があった場所、第三展示室から昔と変わらない池を臨む部屋での講座である。存知よりの皆さんのお顔も見え、楽しく短く感じた講演であった。感謝・・・

     参考 熊本市にある江津花壇(旧砂取邸)庭園に関する研究(延藤ニ三子・李 樹華)

        「お姫様たちの西南戦争--史料の解題と紹介」(三澤 純)

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