津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■奇特な方は・・

2018-05-15 11:30:58 | 徒然

「地獄極楽御倹約仰出事」というこの奇妙な文書を手に入れてから少々日が経った。
読み下しは一向にはかどらない。はかどらないと云うよりも手についていないというのが正直なところである。
これは明らかな藩政批判の文書であろうと推測しているのだが、いろいろやることがあって正直簡単に読めそうにない文書には関わって居られないというのが、現況である。
135㎜×1150㎜のこの文書の内容が大いに気になる。

最近我能力の限界を大いに悟って、これは人様に頼るより仕方がないと思うようになった。
扨どこの何方にお願いしようかと頭を悩ませている。それは「ただ(無報酬)で」という事情がネックである。
お読みになった方で、奇特な方が居られないだろうか。こちらも地獄的話である。


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■井田衍義・歛法式令ー八・九 (11‐6)

2018-05-15 08:02:56 | 史料

一三免帳上り申候仕法、損高と御土免下り免地惣定〆書申
 候事左之通
 惣高五百六拾九石八斗五升之内
 一高貮百五拾三石五斗    何村
            御土免貮ツ五分八朱
            積立 壹ツ三分三朱九厘
            積下 壹ツ貮分三朱八厘四毛
     地壹ツ三分貮朱
     惣壹ツ三分壹朱
     上壹ツ三分三朱
    定壹ツ三分三朱
 右之通仕申候、是ハ免切仕、上之免ニ壹朱下りニ地ニ居
 へ申候、地の免ニ壹朱下り惣の免ニ居可申候、上の免割
 定免ニ極り加申候、上見之内二ヶ村三ヶ村程地免貮付、
 地の免を上ニ付可申候、則地と上とをふり替仕可申候
 事、左候て御免御讃談と申候て、巳年迄ハ在中會所ニて
 御しらへ御座候得共、午の年より御郡代衆宅ニて仕候様
 被仰付候、御郡代衆所ニて、上見衆同座ニて、手永/\
 御内檢三免帳幷扣致持参、御郡代衆前ニて上ニ付候免ハ
 上ニ付申候、地ニ付申候免ハ地ニ付込申候、是則御讃談
 と申候、前以下地拵置申候、御郡代衆宅ニて付込計ニ仕
 候事
一右之通ニ付、免切帳調上見へ遣申筈之事、然共只今ハ手
 前にて上免切、扣を上見へ遣申候事、免切帳仕立様左之
 通
 惣高何石何斗何升
 一高何石何斗何升          何村
            御土免幾ツ成
              積立免ーーーー何弗
              積下免ーーーー何弗
             定何ツ何分何朱
   當御物成何石何斗何升
 右高御免積立下り免を書可申候、定當物成と計書置可申
 候也、免切申候て定下りニ免居へ可申候事、定免ニ損高
 懸當御物成出申候、定免之内より定免引、殘免則了簡下
 り免ニて御座候、積立米之内より當物成引殘了簡米下り
 米ニて御座候、了簡下り免ハ付不申候事、免切仕法之儀
 は別稜ニ記可申事
一右之通積帳仕立、免切等仕候て目録ニ仕申候、目録之儀
 は分御損引之節ハ口ニ惣高物成免共、次ニ御土免通、右
 同次ニ損高物成左之通 
 一高何百何拾何石何斗何升何合何勺何才 何手永
   土物成ーー    高ーー
    内
   高何百何拾何石何斗ーー   御土免通
    御土物成何石何斗ーー   
  殘て何百何拾何石ーー     御損引方
   土物成ーー        高ーー
   積立米ーー        高ーー
   積下米ーー        損高ーー
                惣高ーー
   地ーー
    内ーー         了簡米
   惣ーー
    内ーー         了簡下
   上ーー
    内ーー         了簡下
  是ハ下米
   定ーー
    内ーー 割ニ〆壹分五朱 付札ニ〆
 右目録仕立可申候事、地・惣・上之下ニハ積下米ニ了簡
 下り米を加へ、地・惣・上の下りニ居へ申事、内何程ハ
 了簡下を書可申候、定ニハ右極メ申候を書可申候、然處
 ニ三免帳之地・惣・上之所、上より地ハ壹朱落し、地よ
 り惣ハ又壹朱落シ可申事、左候て分御損引之村々の内に
 二・三ヶ村地ニ付可申事、尤上之免惣村共極置候ハヽ、
 其内ニ二・三ヶ村地ニ付申候ニ付、上之所之免を地の免
 とふり替可申候事、左候て定免二・三ヶ村ハ地ニ付、殘
 村は上ニ付可申候、夫々目録ニ仕立可申候事、右目録仕
 立申候節上ニ付札左之通
 一高千貮百八拾九石七斗五升八合九勺三才
   當御物成七百三拾壹石五斗三升ーー高――届下
    内
   御土免差引下
   御物成貮百五拾貮石壹斗三升ーー 高ーー
    百九拾壹石壹斗六升ーー  毛付下
    三拾五石六斗貮升ーー   皆無下
    貮拾五石三斗五升ーー   荒地下
      右荒地を極皆無極毛付ハ引落シ仕可申候
   去秋御免差引上
   御物成貮百五拾四石壹斗八升ーー 高ーー届上
   但、去秋御免下り下りハ其年之毛上次第ニ寄申候事
   一紙惣物成之内より當物成引申時、御土免差引下出
   申候事、且又去秋物成を付札ニ〆、別ニ付置申筈候
   事


  

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