津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■肥後の里山ギャラリー・平成30年度イベントスケジュール

2018-05-31 18:35:21 | 講演会

肥後の里山ギャラリー
平成30年度イベントスケジュール

里山ギャラリー歴史・文化講座2
肥後細川家と天下人たち1 細川家と信長・光秀

           講 師:稲葉 継陽氏(熊本大学教授・永青文庫研究センター長)

           開催日:平成30年6月30日(土)

           時 間:13:30〜15:00

           定 員:60名

           申し込み期間:5月28日(月)〜6月22日(金)

           申し込み方法はこちら

里山ギャラリー歴史・文化講座3
肥後細川家と天下人たち2 細川家の「関ヶ原」

           講 師:稲葉 継陽氏(熊本大学教授・永青文庫研究センター長)

           開催日:平成30年9月15日(土)

           時 間:13:30〜15:00

           定 員:60名

           申し込み期間:8月13日(月)〜9月7日(金)

里山ギャラリー歴史・文化講座4
島田美術館の40年 ―真富翁から島田真祐へ―

           講 師:清川 真潮氏(島田美術館 事務局長)

           開催日:平成30年12月8日(土)

           時 間:13:30〜15:00

           定 員:60名

           申し込み期間:11月5日(月)〜11月30日(金)

里山ギャラリー歴史・文化講座5
肥後細川家と天下人たち3 島原天草一揆と熊本藩

           講 師:稲葉 継陽氏(熊本大学教授・永青文庫研究センター長)

           開催日:平成31年2月9日(土)

           時 間:13:30〜15:00

           定 員:60名

           申し込み期間:平成31年1月7日(月)〜2月1日(金)

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■井田衍義・歛法式令ー十・十一(10)

2018-05-31 06:18:33 | 史料

 九五
一諸御郡庭帳改革被仰付候ニ付、書開之儀質地・譲地・出
 作等入替之節、各しらへ之儀本地同前彌以厳重清算を
 受、書開運上銀幷御赦免開反懸米等、御土免割手札へ加
 候様及達候
一村ニより御赦立等ニて地方善悪組合受持方相究候分、組
 合之通永久受持御百姓ニ成立之儀勿論ニ候處、病災又は
 無據子細有之受付之儀届兼、内證下作之取組を以致入替
 候様子も有之、地組を崩候ハ容易ならさる事候得共、諸
 帳面之取扱内外有之候てハ難相濟宜ニ付、地組當否を
 糺、相當いたし候ハヽ、有前之通見圖帳を踏へ受持相極
 候様、右之外無據内證入替いたし候類、此節ハ右同様ニ
 被仰付、以來質地譲地高下作之外、不得止事致入替候類
 有之候ハヽ、有筋之趣を以各へ申出、しらへを受候様及
 達候間、精敷相糺不正之筋無之候ハヽ、其趣御郡方へ相
 届被置候様
一御免方儀色々潤色有之、厳重ニ被仰付置候、撫損引等
 前々より御停止候處、間ニ表裏之帳面を拵不正之取計も
 有之哉ニ相聞候ニ付、遂吟味被仰付筋も可有之候得共、
 今度庭帳御改正ニ付、是迄之儀ハ宿習ニ因循いたし候儀
 も有之、被閣、以來之儀屹ト相心得候様及達候間、各よ
 りも此節相改御仕法之通堅相守候様被心用候様
一村々竈數抱高等、當春改奉等被仰付段及達置候、右改帳     竈(カマド)數=世帯數
 案文相渡候間寫相添候、村々しらへ相濟候上各へ可被差
 出候間、右帳面を以歟被改候、御國中人別ニ至り候事ニ
 付改帳等簡易被仰付置候間、改方等も手數ニ成不申候様
 可被申談候
一抱高引分候儀は古格も有之不容易事ニ候得とも、内證煩
 敷筋有之、有筋願出候ハヽ及僉議、抱高多少ニよらす引
 分被仰付ニても可有之段及達候
 右之通被相心得可有申談候事
   寛政十午正月

 九六
                木村元右衛門
                石原瀬左衛門
 右両人庭帳御改正付て差出候間、高地入替有之所々、別
 紙達之趣を以両人へ懸合、諸事申談可有取計候、格別異
 候儀ハ可被相達候事
   正月

 九七
   申談之覺
一庭帳御改正ニ付高地入替有之、異候儀可相達段御書附之
 事
一抱高引分候儀、有筋願出次第夫々御書附之趣を以僉議を
 詰、明細之書附受取相堅可申事
  但、委吟味之趣御書抜被置、御扣込有之度事
一御土免割しらへ之節、人別居屋敷畝番を記、抱高之上ニ
 夫々付紙仕せ置可申候、尤懸屋敷類ハ、竈改之節仕出せ
 可申候、左候て屋敷所持不仕稜々吟味詰置可申候、右之
 通仕せ置候得ハ、第一竈改之儀御土免割を踏候儀ニ付、
 向々見合ニも宜御座候事
一他村出作分、勿論帳末ニ一並ニ仕出せ、村名不洩様記置
 候儀勿論之事
一人別・高出作・質地・譲地等、例之通引しらへ之事
一御同役中より先達て被差出置候御書附、夫々御横目ニ懸
 合之筋と懸合付紙之通、其外之儀ハ及御相談可申事
一庭帳ハ御免割喰違候類ハ、兄弟分り御法立居候付、少高
 引分難成分御救立之類、抱高永久地組受持之類、又ハ御
 土免割後下作ニ遣候類も可有之、外ニハ庭帳と喰違可申
 譯有之間敷事
  但、此類抱高引分之儀、明年より此方取計ニて難相
  成、筋々ニ達相成候趣事
一諸開之事
一恩米等ニて地子居住之竈改之儀ハ追て御達も有之趣ニ相
 聞申候事
一竈改被仰付御達ニ付、追々村方しらへ方相濟、帳面調達
 之村も有之候哉、村方ニより名寄帳各別手入多、入組之
 儀も御座候、近日之内出在相願候所も御座候由ニ付、右
 躰之ヶ所/\何レも出在可仕候間、右之趣御聞置被下候
 様根取中へ達ニ相成候處、此儀被致承知相達申との儀、
 付札ニて申來候事
一御用有御呼出之御受紙面之事
   二月

 九八
   御救立村々入替之儀付て、渡邊殿御存寄原田へ被仰
   聞候聞書
一庭帳御改正ニ付、御救立分も無據子細有之分ハ、高地入
 替之儀御達之通ニ候、然處、御救立と申儀、零落為御取
 立餘計之御出方を以夫々被仰付置、永代譲地至迄、所ニ
 より候てハ受返し被仰付候程之儀ニて、各別相心得、村
 方成立右地方永久受持之儀勿論之處、左も無之内證ニて
 入替いたし候處より、帳面前内外有之趣ニ付、今度御達
 之通被仰付候事ニは候得共、右之通被仰付候付ては、心
 得違いたし、勝手次第質地・譲地ニ遣候ても支不申様成
 行候ては難成事ニ付、右躰之筋有之ハ其趣筋ニより各別
 相達候様、區ニ無之様一統同役中可申談旨
  奉承知候、此儀ニ付被仰付候趣も御座候ハヽ、追々内
  輪ニ煩敷筋出來ニて可有御座哉と、乍憚奉存候と御答
  仕候
 猶又被仰聞候ハ、遠方付て難被閣儀も可有之、御免方之
 儀付てハ、各より御郡代へ兼て懸合も有之事ニ付、右躰
 之筋有之ハ御郡代へ懸合有之候様、左候ハヽ御郡代より
 方等可有之、右之趣ハ御郡代へも渡邊殿より御懸合可    ■扌偏に乄=締
 被置旨被仰聞候事
 奉承知候、被仰聞候趣同役共方申談ニて可有御座と申
 達候

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