6時前園芸用の小さなスコップ片手に朝の散歩にでる。外に出ると小雨が降っている。傘を取に帰って改めて出発。
途中でやや降りが強くなったが今朝は目的がある。スコップ持参の目的は「ねじばな」の採取(?)、確信犯である。
この花はよく芝生の中に見られるが、根張りが半端ない・・・一株を掘り起こすのが大変だった。
まだ早朝だから人通りも少なく、屈みこんで数分格闘してゲット。やや花の時期は過ぎているが、まあ良しとする。
相当降られてそれなりに濡れて、約50分の散歩。帰宅してシャワーをしてついでに濡れた物の洗濯・・・
朝食前に「ねじばな」を植木鉢に植え込む。そうこうしていると7時半、朝食をとっていつものごとき一日が始まる。
大降り状態だった雨も小康状態となった。今日は6月26日、65年前熊本大水害で我が母校・大江小学校の校友20数名が死亡・行方不明となった。
この時期は本当に胸が痛くなる。あらためてご冥福をお祈り申し上げる。
金春流職分・能楽師による「第5回若楠会 謡・仕舞特別鑑賞会」が、上記要領で開催されます。
多くの皆様のご来場・ご鑑賞をお待ち申し上げます。
一五九 (つづき)
横帳ニ〆 年號
何郡何手永何村、歩下御損引下作一人別前揃御帳
何十一月
一高五石六斗五升五合八勺
御土物成貮石七斗六升五合六勺九才
内
高三石六斗五升貮才
田貮反貮畝貮拾壹歩
内
六畝拾五歩 早田
徳米五斗貮升貮合五勺
壹反壹畝三歩 中田
徳米五斗三升壹合七勺
五畝三歩 晩田
徳米壹斗六升壹合貮勺
田米合壹石貮斗壹升五合四勺
高貮石五合七勺八才
畑貮反五畝拾五歩
内
四畝貮拾四歩 大豆
徳米壹斗九升壹合九勺九才
貮畝拾八歩 胡麻
徳米壹斗四合
壹反三畝貮拾壹歩 粟
徳米五斗三升三合貮勺
三畝 諸作
徳米壹斗壹升九合九勺九才
高壹斗貮升六合
壹畝拾貮歩 居屋敷
御土物成六升壹合六勺壹才
畑米合壹石壹升七勺九才
田畑米合貮石貮斗五升六合壹勺九才
差引下五斗三升九合五勺
右之内
一高貮石六斗九升壹合壹才 十作
御土物成壹石三斗壹升五合九勺
高壹石九斗六升貮合壹勺
田壹反貮畝六歩
四畝 早田
徳米三斗六升
八畝六歩 中田
同三斗七升六合壹勺三才
田米合七斗三升六合壹勺三才
高七斗貮升九合
畑八畝拾八歩
貮畝 大豆
徳米八升
六畝拾八歩 粟
同貮斗七升七合六勺
畑米合三斗五升七合六勺
田畑米合壹石九升三合七勺三才
差引下貮斗貮升貮合壹勺七才
一高壹石六斗四升三合六勺九才 六作
土御物成八斗三合七勺七才
内略ス
田畑米合五斗七升九合九才
差引下貮斗貮升四合六勺八才
一高壹石三斗貮升壹合壹勺 自分
御土物成六斗四升六合貮才
内略ス
田畑米合五斗五升三合三勺七才
差引下九升貮合六勺五才
以上
何十一月 何村庄屋 十助
御惣庄屋
御内檢
下作前揃と申帳、諸帳面ニ附録いたし候様との事ニて、
書付二通幷案文一冊被相渡、急ニ仲間中御惣庄屋中存
寄有無か申達との事ニ付、當時仲間中大かた御通行ニ
付、罷出急速難申達由申達置候、仁田氏より猶又市太郎
へ被申聞候ハ、右帳面之儀ハ御土免割以後迄高地片付兼
候ヶ所/\迄之儀ニ御座候、御土免割帳狂無之、名寄帳
ニ付送等仕出候所々ハ、只今迄之通ニて、何そ附録ニは
及不申と被申候間、同三年七月夫々藪市太郎より御請申 藪市太郎(1)七番与 三百石
達候事 (2)御留守居御番頭同列中着座・御奉行 三百石御足五百石
安永元年九月~安永六年一月 奉行副役
安永六年一月~寛政元年四月(病死)奉行
名は安、通称市太郎、字は子壽、槐堂と号す。慎庵の長子にして孤山の兄なり。
人と為り剛直質朴、古人の風あり、政を為す正義を執りて屈せず、往々俗吏を驚かし
政務を正し、種々の現行世に傳はり、其名高し。禄三百石、奉行職となり、宝暦改革
に力を盡し其功多し。寛政元年四月三日没す。享年六十一。墓は本妙寺山中。