津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■河出書房新社「自転車に乗つて」

2021-04-20 19:44:17 | 書籍・読書

               自転車に乗って 河出書房新社「自転車に乗つて」

  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)

出版社内容情報

自転車にまつわる文芸エッセイアンソロジー。走る楽しさ、風を切って見る風景……最も身近なのりものが日々に
もたらす喜びを味わう。

目次

1 はじめる(空気(三浦しをん)
  サイクリングばあさん(群ようこ)
  自転車日記(夏目漱石)
  自転車日記(萩原朔太郎)
  父親と自転車(小川未明)
  これからは歩くのだ(角田光代)
  『サイクリング・ブルース』より(忌野清志郎))
2 ふりかえる(異形の風体(自転車を脊負て)―中村春吉「世界無銭旅行」より(押川春浪)
  電報(織田作之助)
  自転車に乗る女(北杜夫)
  (江戸川乱歩 サイクルおしゃれ時代 )
  自転車事故(吉行淳之介)
  「電報くばり」(金子みすゞ))
3 考える(自転車に乗って(柴田元幸)
  自転車をこいでいる人間は何を考えているのか(伊藤礼)
  自転車、そして自転車の思想(真鍋博)
  ある少女(中井久夫)
  馬行き人行き自転車行きて(宮沢賢治))
4 旅する(しまなみ海道をゆく(羽田圭介)
  ビワイチ(藤崎彩織)
  自転車、山の辺、ふしぎなホテル(半村良)
  まくりのアサちゃん(山松ゆうきち))
5 いつでも、どこまでも(木漏れ日と自転車(北川悦吏子)
  自転車(志賀直哉)
  自転車哀歌(吉本隆明)
  自転車の時代(久世光彦)
  優しい言葉(益田ミリ)

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■見事なる造形

2021-04-20 14:27:29 | 徒然

                                                             

 見事な真円のタンポポに出会いました。腰をかがめ低い位置からとってみましたが、こうして写真で見ると素晴らしい自然の造形に驚かされます。
雑草の中に打ちあがった見事な大玉の花火という感じです。

  

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■細川小倉藩(549)寛永八年・日帳(閏十月九日~十一日)

2021-04-20 06:58:11 | 細川小倉藩

    日帳(寛永八年閏十月)九日~十一4日

         |                                       
         |   九日  加来二郎兵衛・河本瀬兵衛
         |
         |一、兵庫・助進当番也、
薬箱ノ塗代ヲ下価 |一、浅井五左衛門申候は、御薬箱ぬり申代銀、壱つニ付、六拾目ニ被仰付候、就其、四拾目ニ可仕
ニ望ム者アリ   |   (塗師屋)                                (返)
         |  申ぬしや御座候、左様ニ御座候ヘハ、大分御徳分参候間、取通候て、四拾めニ可仕と申ものニ可
徳分ナル故改メ命 |                    (ママ)  
ズヘシ      |  申付候哉と申候、尤御徳分参儀御座候間、可被申付候へと、申渡候事、

         |                                       
         |   十日  河本瀬兵衛・奥村少兵衛
         |
         |一、助進・修理当番也、
花畠ノ寺掃除等ノ |一、大学殿ゟ、使者を以、被仰候は、御花畠之寺掃除以下之ため、先、花の坊を置申候様ニ被仰、則、
用ニ花ノ坊ヲ置キ |  上林甚介、花之坊相添、被遣候間、其段花の坊ニ申渡候事、
タシ       |
         |  (豊後国東郡)
竹田津へ舟道具ノ |一、竹田津へより申候御舟道具ノ注文、鏡善右衛門ニ渡申候事、
注文       |
幟ノ者加子ヲ様斬 |一、御昇之茂左衛門・佐渡殿加子弥蔵、御腰物にて、横山清十郎ためし被申候処、御刀ハよくきれ申
ル        |  候、御大わきさしハきれ不申由被申候、佐渡殿刀ニてもためし被申候処、是ハ三腰ニて候つるか、
         |  いつえもきれ申候由ニ付、佐渡殿ゟも、其通使者ニ而被仰聞候事、
         |  (沼田延元)                 (規矩郡)門司区田野浦
田之浦茶屋ノ留守 |一、勘解由殿ゟ、使者を以、被仰聞候ハ、田之浦之御茶屋ニ、留守居ノ坊主を召置候へと、御上洛前
居坊主ノ選任   |  ニ被仰付候、御上洛之御門出ニ、被成御座御茶屋之儀ニ御座候間、むさと仕たるものハ召置不申
真言坊主     |  候、然處ニ、しんごん坊主他国ゟ参候、一段可然と存候間、留置申候、是を被召置能可有御座候、
         |  併、御作事奉行衆二も被仰付候間、いつれにても可然方を召置可申候由、被仰聞候間、得其意存
三人扶持ニ紙衣料 |  候、惣談仕、従是可申入由、御返事申候、ふちハ何ほとにてい可申哉と使ニ相尋申候処ニ、三人
         |            (紙衣)
         |  ノふちニ、又、似合ニかミこを仕ほとの御心付ニ而、い可申由申通、使被申候事、
府内幕府横目交替 |一、佐渡殿ゟ、使者を以、被仰聞候ハ、豊後御横目衆、いつも来月ハ御替被成かと覚申候、左様御座
ノ時期 例ノ如キ |  候ハヽ、いつものことく、御音信物被進之ニて可有之候、酒ハ爰元之酒悪敷可有之候間、上方へ申
進物ノ準備    |  上せ、諸白取下、被進之可然候間、前ひろニ、上方へ便宜候ハヽ。取ニ遣置可申由、被仰候間、
         |  得其意存通、御返事申候事、
         |
大工江戸ヨリ帰着 |一、御大工作兵衛、江戸ゟ今日罷下候也、 御書成被下、致頂戴候、其外、方々ゟノ状共持参候也、
三斎へ忠利音信  |一、三斎様へ御書、幷鮭ノくろつけ弐桶被進之候、中津へ持せ上申候也、
鮭ノ黒漬     |
        
         |                                       
         |   十一日  奥村少兵衛・加来二郎兵衛
         |
         |一、修理・兵庫当番也、
         |一、昨日、大坂ゟ罷下候御船頭田辺長介也、御銀子ともつミ下候也、
         |                          (長門厚狭郡)
竹田津辺ニテ須恵 |一、当所中浜ノ次右衛門と申もの、竹田津へ参候処ニ、今度本山口にて、損申御小早ニ積候酢樽壱つ
ノ本山難船ノ酢樽 |  ひろい申由にて、吉田縫殿所へ差上候由にて、持せ上られ候、則、南野九郎兵衛ニ渡候事、
ヲ拾ウ      |
         |   (親英)             (細川光尚)
光尚付ノ切米給付 |一、松野織ア・町三右衛門ゟ、 御六様衆御切米、江戸取と小倉取とノ書わけ被差越候を、新兵衛ニ
ニ江戸小倉ノ書分 |  渡ス、
蔵納米ノ仮切手一 |一、御蔵ノ納米、今迄ハかり切手を出し置、来年ノ七月ニ一紙ニ取替候、それニ付、御蔵奉行衆手前
紙ニ取替     |  ノ御さん用不相究候、其ゆへ御年貢・小物成米、其外万之しな/\ノ御米、いつれか納り、いつ
年貢小物成米其他 |  れハ不納とのわけしれ不申候間、とかく其時々ニ、何米/\と申理、本切手を取せ候へと、拾郡
ノ区別不明故本切 |  へ申觸候、道倫幷松ノ丸衆・我々三人惣談にて、申ふれ候也、
手ヲ取ラシム   |

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