津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■クローバー・白詰草・苜蓿(もくしゅく・うまごやし)

2021-04-27 12:41:11 | 徒然

  

    最近はすっかり熱くなって、散歩から帰るとぐったりしてしまう。今日はやや早めに出て、扨どこを歩こうかと考えたが、やはり緑陰を求めて公園に入った。
テニスコートの東側の広場は、今は写真のようにクローバーが盛りである。
3・40年以前の私の駄作
           幼子に 白詰草の冠かな

この句を作った時、クローバーでは中七がまとまらないから「白詰草」にしたのだが、当時はその名前が急には思い出せなかった。
長じて歳時記などを眺めるようになってから、「うまごやし」という名前があることも知った。
そして当てられている漢字の「苜蓿(もくしゅく)」も初めて知った次第である。

公園のクローバーの広がりは、さながら「うまごやし」の名が適当かともいえようが、随分な広がりを見せていた。
蝶も飛び交っていて、一句ひねりたいところだが、最近はとんとだめであきらめて退散した。

 

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■細川小倉藩(555)寛永八年・日帳(閏十月廿七日~廿九日)

2021-04-27 10:34:48 | 先祖附

    日帳(寛永八年閏十月)廿七日~廿九日

         |                                       
         |   廿七日  河本瀬兵衛・加来二郎兵衛
         |
         |一、兵庫・助進当番也 
         |  茶道肥後古流古市家初代                                 (掘)
古市宗安快気登城 |一、古市宗安永々相煩、快気仕候由にて、登城被仕候、其次而ニ被申候ハ、御本丸御路地ニ植申木、堀
ス  本丸路地ノ |  ニ遣申度候間、人を拾人ほと可申付由、被申候、則、人割衆へ申渡候事、
植樹ノ用     |
         |                  (松井興長室、三斎女)                
慶徳院ヨリこほノ |一、佐渡殿ゟ被仰聞候ハ、慶徳院殿へ、御こほ殿ゟ当年被借進御米、元利御返弁候、当分御蔵へ入置
貸米返弁サル   |  度候間、御蔵奉行衆へ其分ニ申付候へと、被仰聞候、則、御かし被成時も、惣米方ゟ返上米ノ内
蔵米へ入置キタシ |  を、御蔵ゟ被借進候間、其分ニ心得候へと、被仰越ニ付、粟野伝介へ其分ニ申渡候事、                 
紅屋安入御預米ノ |一、紅や安入、米前かと被成御預、去々年被返遣候処、其内弐石八斗余滞、于今請取不申候、此請人
滞リノ取立    |   (下毛郡)      (蠣瀬)
請人ニ下毛郡惣庄 |  ニ御惣庄や東谷孫介・かきぜノ新五兵衛相立申候、色々請人ニ申届候へ共、公儀へ申上、取候へ、
屋        |  此方ゟ取立、渡候事不相成由申候、いかゝ可被仰付候やと、紅や太郎兵衛、同中津ニ居候安入子同
         |  道にて参候、すいふんさいそく仕、取可被申候、それにて埒明不申候ハヽ、御郡奉行へ可申付由、
         |  申候事、

         |                                       
         |   廿八日  加来二郎兵衛・河本瀬兵衛
         |
         |一、兵庫・助進当番也
江戸ヨリ佐方友信 |一、佐方與左衛門、江戸ゟ被罷下候ニ、参候 御音信、但、昨廿七日ニ中津着仕由にて、與左衛門ゟ
持参ノ書状数   |  被持、差越候、
忠利書状     |  一、佐渡殿への 御書壱通、
         |  一、御年寄衆参人へ之 御書壱通、
         |     (長氏)                             (田中氏次)
         |  一、平野九郎右衛門所へ之 御書壱通、持せ届候、但、兵こものニ持せ遣候、
         |  一、御本丸御つるへの 御書壱通、林おきを以、届候、
         |     (筑紫重門室、細川幸隆女) 
         |  一、御かね殿へ之の 御書壱通、請取人御かね殿内、青木茂兵衛〇(黒印)
         |          (衍)
         |    (国遠)      (横山重嘉)
         |  一、道倫へノ 御書壱通、助進ものニ持せ届候、
         |  一、修理・兵庫・助進へ被成下候 御書壱通、
         |  (沢村吉重)               (細川幸隆)
細川幸隆ノ廿五年 |一、大学殿ゟ、使者を以、被仰せ候は、妙庵様御年記、来朔日ニて御座候、先日も申入候へとも、又、
忌法事ノ準備   |         (雲嶽霊圭)
         |  申入候間、其段圭首座へ可申遣由、被仰候間、則、心得申候と、返事申候事、
犬ノ鞣革三十枚制 |一、吉田太郎介登城被仕候間、申候は、犬なめしのかわ三拾枚仕せ置可申通、大学殿ゟ被申越候間、
作奉行      |  其方御奉行日仕候へと、申渡候事、
          
           
         |                                       
         |   廿九日  加来二郎兵衛・河本瀬兵衛
         |
         |一、兵庫・助進当番也
林隠岐頭巾ヲ忘ル |一、昨日林おき、頭巾を御奉行所ニ被忘置候を、祐甫を以、おき所へ遣候也、
大坂ニテ絞殺ヲ企 |一、吉田縫殿助登城にて被申候ハ、大坂にて、しめころしを可仕と仕候御加子七左衛門親彦左衛門と
テシ水夫ノ親ヲ船 |  申ものしめ置候へと、被仰付候ニ付、船町中ニ預ヶ置申候、一日すぎを仕、日を送り申者にて御
町中へ預ク    |  座候処ニ、主家内斗ニ居候ヘハ、かつゑ死申候間、下関渡海を仕候様ニ被仰付可被下候、若彼
下関渡海     |  の走候ハヽ、私共可存との舟かしら共、五、六人書物差上申候、如何可被仰付やと被申候、堅誓詞ニヨリ〆置ヲ |                                           兵こ
釈ス       |  書物ノ上ハ、其分ニ先ゆるし置可被申候、残両人衆へも書物を見せ可申候間、置可被申由、〇申
         |  渡、取置候事、

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■ただいま読書中

2021-04-27 06:55:02 | 書籍・読書

                                                                           

 随分以前に購入した本だが、完読していない。
実は私も江戸期に存在した「熊本の橋」について、いろいろ調べて「肥後の橋ものがたり」でも書いてみたいと思い立って、参考の為に購入した本だ。
成程参考にはなったが、すっかり自信を失ってしまい、読書も中途半端で終わっていたのだ。
最近史談会の仕事から手を引いて時間もたっぷりあるので、いろいろ調べ物をしてまたチャレンジしてみたいと思い、今度は完読してヒントを得たいと思っている。
江戸の橋は、それぞれが豊かな歴史の中に存在感を示している。
熊本の橋は、大いに地味だが府中の防衛のためにわずかの橋が存在し、交通の要となつていた。
白川にはいくつかの渡しもあったが、詳しい資料を見たことがない。

橋が語る熊本の歴史を掘り下げてみたいと思うのだが、調べ事だけで難儀しそうな気配である。
悪友から「新・肥後細川藩侍帳の方はどうなるのか?」と、又御小言を食らうのは必至である。

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